部活動紹介(文化部)

文化部

部活名 文芸
活動内容

文芸部は、平成6年の本校創立以来続く伝統ある部です。当初は「日本文学研究部」という部名で創作と文学研究を並行して活動していましたが、徐々に創作中心の活動となり、平成13年以降は「文芸部」と部名も改め、創作中心の活動を行っています。創作自体は個人の活動ですが、その前に部員みんなで作る本のテーマやタイトルや締め切り等を決めます。その柱に沿って各自構想を練り作品を創作しています。勿論、創作した作品は印刷して、本にしています。今年度は季節ごとに部誌を手作りで発行しました。自分の文章が本になるのって、けっこう達成感がありますよ。私たちが特に力を注いでいるのが、部誌『陽粒―ひだまり―』の発行です。『陽粒』は平成8年度創刊で、今年は『陽粒21号』を発行しています。毎年文化祭前に発行し、文化祭に来校された方々に無料で配布していますので、富谷高校文芸部に興味のある方は、是非文化祭にいらして下さい。また対外的には、昨年の県高等学校文芸作品コンクールの俳句部門で入選し、部誌部門でも『陽粒19号』が入選しました。文章力にはまだまだ未熟な点の多い私たちですが、想像力と個性の溢れる作品を生み出そうと日々苦心惨憺しています。我々と一緒に自分の想像世界を文章にしてみようという方々のご参加を心からお待ちしています。

【平成29年度 宮城県高等学校文芸作品コンクール 結果報告】
1小説部門  
  入選  3年 森野 美恵
   「シーグラス」
2詩部門   
  入選  3年 森野 美恵
   「故郷はコンクリート」
3短歌部門  
  優良賞 2年 三浦 麻優菜
   「目を凝らし切り出し積まれた石垣に石工の小さな存在を見る」
  入選  3年 浅野 勇人
   「水面に映る景色を眺めては自分を重ね静かに揺らぐ」
  入選  3年 佐藤 健一
   「通学路毎日変わらぬ景色でも年々変わる視界の高さ」
  入選  3年 森野 美恵
   「白雨過ぎ南米生まれの母が笑むゆれるマテ茶にひろがる金糸」
  入選  2年 小山 昂祐
   「僕は誰自我の確立青年期未だわからぬ本当の僕」
4俳句部門  
  入選  2年 文屋 茜
   「夜浮かぶ提灯まるで金魚のよう」
5部誌部門  
  入選 『 陽粒―ひだまりー 21号 』