課題研究(総合的な探究の時間:T-time)

2学年の総合的な探究の時間(T-time)では、「持続可能な地域とまちづくり」をテーマに、地域課題解決型の課題研究に取り組んでいます。地元の富谷市や宮城大学に全面的な協力や支援をいただき、地域に根ざした活動を目指します。

 

このテーマで行う課題研究は今年度で6年目となり、今年度も、富谷市長による講演会や大学教員による基本講演などをとおして地域課題に関する知見を深めます。その後、2学年全員を7つのグループに分け、研究を進めていきます。このグループは富谷市役所の組織を参考に編成し、実際に富谷市職員の方々からアドバイスをいただくことで視野を広げ、研究の深化を目指します。

 

本年度の予定としては、7月に富谷市講演会、課題研究基本講演を行ったのち、班を編制し、本格的に研究を開始します。約半年間に及ぶ研究期間は、「現状を知る」、「現状と課題をまとめる」活動から、「解決策を考察する」、「研究をまとめる」活動へと展開しています。

 

3月には収穫祭(課題研究発表会)予選を行い、予選を通過したグループは次年度の4月、外部の方々を審査員にお招きした、収穫祭(課題研究発表会)本選に出場します(PTA総会時)。ぜひ、保護者の皆様にもご覧いただけたらと思います。

課題研究の成果分析

本校の「T-time」(総合的な探究の時間)では、グローバルとローカルの視点を併せ持ち課題解決に挑戦する力のある「グローカル」な人材の育成を目指して、1年次でSDGs課題学習で世界の問題について視野を広げ、2~3年次で地域における課題研究を行っています。

その取り組みの総括としてアンケートを行い、分析しました。

令和5年度(28回生)T-time・課題研究アンケート結果・分析(pdf)

令和6年度(29回生)T-time・課題研究アンケート結果・分析(pdf)

主な取組

 7月:富谷市講演会(富谷市長)

    課題研究基本講演(宮城大学)

 8月:グループ分け・班編制

 9月:市役所特別授業(富谷市)

10月:テーマ設定・研究企画書作成

    研究企画発表会(各大学)

    大学教員による研究法講座(各大学)

12月:課題研究中間発表会

 1月:1・2年合同課題研究

 3月:収穫祭(課題研究発表会)予選

翌4月:収穫祭(課題研究発表会)本選