地域の課題に挑戦する富高生の今!
SDGs 課題学習 プレゼンテーション
11月21日、一年生がT-timeの一環でSDGs課題学習のプレゼンテーションを行いました。この発表では、各自が自ら選んだテーマについて調査を行い、その結果をわかりやすく伝える力を養うことを目的としています。今回は、SDGs目標6「安全な水とトイレを世界中に」をテーマに、世界の水やトイレ不足の現状や原因、その解決策について考察しました。
生徒たちはグループごとに調査を進め、現状を理解するだけでなく、自分たちが提案できる解決策を具体的に示しました。発表では、聞き手に伝わりやすいよう情報を整理し、スライドや話し方に工夫を凝らしました。また、他のグループの発表にもしっかり耳を傾けることで、お互いに学びを深める姿勢が見られました。こうした取り組みを通じて、生徒たちはプレゼンテーション技術や他者の意見を尊重する大切さを実感しました。
本校はユネスコスクールとして、国際的な視野を持つ教育に力を入れています。T-timeでの活動は、地球規模の課題に関する意識を高め、生徒たちが次世代を担うリーダーとして成長する基盤を築くものです。これからも、生徒たちが実践的な学びを通じて自分の考えを深め、国際社会で活躍する力を育んでいけるよう取り組んでいきます。
富谷市職員による指導・助言(2学年課題研究)
現在2年生は、富谷市の様々な課題に取り組む「仮想市役所」としての課題研究に取り組んでいます。
11月7日には市役所職員の方をお招きし、富谷市の現状と課題について講話をいただきました。
富谷市に関する理解を深め、また自分たちの課題研究に対して職員の皆さんから直接的な指導、助言をいただき、今後の課題研究の一助とすることができました。
10月1日(火) 2学年 富谷市講演会
2年生がこれから富谷市に関する課題研究を始めるにあたり、富谷市の現状や課題を学ぶため、富谷市長若生裕俊様をお招きして講演会を開催しました。「住みたくなるまち日本一の実現に向けて」をテーマにした講演を拝聴することで、これから自分たちが行う課題研究のテーマ設定に対する一助となりました。
生徒からは以下のような感想が寄せられました。
〇富谷市が「住みたくなるまち日本一」に向けて、さまざまな政策を行っていることがわかりました。市長の若いときから培ってきた数多くの経験を最大限に活かして、富谷市をよりよくしていこうとする意思をとても強く感じました。それと同時に、SDGsの貢献度も非常に大きく、多方面で持続可能な社会に向けての活動を行っていることを学びました。自分もユネスコスクールである富谷高校の一員として、T-timeの活動などを通して積極的に学びを深めていこうと思います。
〇私たちの住んでいる町のために何ができるのかを、改めて考えることが出来た。富谷市は、名産品のアピールや教育、子育てだけではなく、地球温暖化対策、高齢者支援などにも力を入れていて、市民ために出来ることが沢山あることを実感した。富谷市を広める方法がたくさんあることもわかったので、自分たちも、どのようにしたらさらに富谷市を広めることが出来るか考えようと思った。この講演で学んだ富谷市の問題について、今後さらに調べて自分の行う課題研究に活かしていきたい。
〇富谷市の歴史や文化、そしていろいろな政策によってここまで大きく発展していたことを初めて知りました。特に、子育てや産業に対していろいろな政策を行っていることに驚きました。さまざまさ政策の中には課題もあることを知り、そこを研究テーマにしてみたいと思います。また、今回説明されていない部分に着目することで、さらなる発展が出来るのではないかと感じました。これから行う課題研究のために、富谷の施設などを利用するなどして、さらに富谷市を調べてみたいと思いました。
9月26日(木) 2学年 課題研究基本講演
2年生がこれから課題研究を始めるにあたり、「研究」とは何かを学ぶため、宮城大学事業構想学群講師高山純人先生をお招きして、講演会を開催しました。
高校生の普段の「学習」「勉強」とは異なる次元にある「研究」とは何か、その意味や方法を知り、さらに「地域についての課題研究」に必要な学問的素養を高める機会となりました。
生徒からは以下のような感想が寄せられました。
『これから課題研究を行っていくのに必要な、研究における重要な点やポイントを学ぶことが出来ました。今までは富谷市について、客観的にみた問題点を考えようと思っていましたが、自分の経験や体験も重要な研究材料になるとわかりました。これからの課題研究では自分の経験をもとに、目的や背景をしっかり考えて取り組もうと思いました。また、日常生活の中でも視野を広げて研究につながるような、さまざまな発見が出来たらいいと思います。』
『研究には深い意味があって、テーマの質、研究・探究の技法のポイントを捉えて自分の本当に調べたいこと、自分の得意な領域を見つける必要があることを学びました。そのためにも、自分にしかない経験や視点を見つけることから始めていきたいと思いました。そして自分が研究で何を明らかにしたいのかを見つけられるように、小さなことから少しずつ考えていきたいと思います。さらに、都会よりも地方にチャンスがあることを知り、東北地方の取り組みを知りたいと考えています。この講義で多くの学びがあり、とても有意義なものとなりました。』
2学年研修ツアー(9月5日)
富谷高校2学年は総合的な探究の時間において、「持続可能な地域とまちづくり」をテーマに、地域の課題を探究する課題研究を行います。そのスタートアップ企画として、9月5日(木)に研修ツアーが実施されました。私たちの地域にはどのような課題があり、それに対して自治体や大学、企業等がどのように取り組んでいるかを知る貴重な機会となりました。クラス毎に研修地を2か所訪問し、講話や見学だけではなくワークショップ等にも取り組みました。
富谷高校は今後も地域や大学と連携した学びの実践を通して、生徒の探究的資質の向上を目指していきます。生徒の感想(行き先)の一部を紹介します。
○地域の復興や過疎化の問題について考えてみて、地域や町の人とつながりを持つのは大切なことだと分かりました。「地域の輪」の重要性について理解することができました。(宮城大学)
○米が各家庭に届くまでの過程を学ぶことができ、貴重な体験になりました。主食である米を安定的に流通させるために、多くの人の努力があることを知り、食に対する見方が変わりました。また、宮城県産の米の他に、西日本側の米も食べてみたいと思いました。(ナカリ株式会社)
○一番衝撃だったのは、ふうどばんくで活動している方々は「ありがとう」という言葉のために無償で活動しているということでした。この活動だけに限らず、私も誰か人のために無償で行動できる人になりたいと思いました。また、身近に存在する貧困の問題について、さらに調べたいと思いました。(ふうどばんく東北AGAIN)
宮城大学(大和キャンパス)
ナカリ株式会社
株式会社ユーメディア
富谷市役所養蜂事業
アクアイグニス仙台
秋保ヴィレッジ
ふうどばんく東北AGAIN
富谷市民俗ギャラリーとしんまち
課題研究、「収穫祭」入賞チーム取材!
去る7月11日(木)新みやぎ農業協同組合の職員の方が来校し、JA広報誌の取材がありました。
4月20日の本校での「収穫祭」で発表し上位に入賞した3つのグル-プについて、本番さながらのパワーポイントによる発表を見ていただきました。
パワーポイントの発表内容は、1つの学年を富谷市役所の部局に見立て、実際の政策をどう行うか、シミュレーションするものです。詳しくは、後日発刊のJA広報誌「新みやぎのわ・わ・わ」をご覧ください。
発表内容
・保健福祉部 「幅広い年齢層に健康への関心を高める ~健康維持に向けて~」
・市民生活部 「『とみくるん』と資源循環型のまちづくり作戦!」
・経済産業部 「富谷の特産品や新たに発掘した食材で人気が出るスイーツを開発する!」
3学年 収穫祭本選
4月20日(土)父母教師会等総会に先立ち、収穫祭本選(課題研究発表会)が行われました。
各グループ毎、予選終了後春休みを挟みましたが、本選当日に向けて教員からの指導やアドバイスを受けさらに練習し、当日に臨みました。
今年度は体育館に全校生徒が入り、また、多くの保護者や審査員の方々を前にして緊張する場面も見られましたが、自分たちで調べたデータを分析し、審査員の方々からの質問にもしっかりと対応する姿が見られました。
審査員による審査の結果、以下の3グループが入賞し、賞状及び富谷市からの副賞が授与されました。
第1位(持続可能な地域とまちづくり大賞)
保健福祉部1班「幅広い年齢層に健康への関心を高める~健康維持に向けて~」
第2位:経済産業部15班「富谷の特産品や新たに発掘した食材で人気が出るスイーツを開発する!」
第3位:市民生活部3班「とみくるんと資源循環型のまちづくり作戦!」
また、生徒と教職員の投票による特別賞には、保健福祉部1班「幅広い年齢層に健康への関心を高める~健康維持に向けて~」が選ばれ、第1位とのW受賞となりました。
入賞したチームのみなさんおめでとう。
惜しくも入賞を逃したチームのみなさん、本選出場を逃した皆さんも今回の経験を今後や進路等へのプレゼンテーションにいかせるようにしましょう。
審査員の方からも「探究で大切なことはデータで語ること、プロセスが大事」と講評をいただきました。
お手伝いをしてくれた委員の生徒もご苦労様でした。
第1位・特別賞受賞のチーム
2学年 収穫祭予選
3月19日(火)5・6校時に、収穫祭予選が行われました。各グループ毎に1学年教室にて発表をし、1年生と教員審査員が審査をしました。
約半年間取り組んできた研究を発表する集大成の場となりました。緊張感の中、パワーポイントを使いながら各グループとも協力し合い、発表をすることができました。また、質疑応答では1年生からも積極的に質問が出され、充実した発表会となりました。
収穫祭本選は、予選1位通過8チーム及び2位7チームから2チームを選出し、合計10チームが、4月20日(土)、父母教師会等総会に先立って開催されます。保護者の方々にも公開しますので、是非ご来校いただきたいと思います。
予選通過チームのみなさんおめでとう。本戦でのより一層の頑張りを期待します。惜しくも予選通過をできなかったチームのみんなもチームで協力したこと、研究したことを今後に生かしていきましょう。2年生のみなさんお疲れ様でした。
発表の様子
収穫祭本戦出場チーム(10チーム45名)
企画部 A1 「市民バスですみやすいまちへ」
総務部 B2 「これからもっと富谷市の女性が働きやすいまちにしていくための改善策を考える」
市民生活部 C3 「とみくるんと資源循環型のまちづくり作戦!」
保健福祉部 D1 「幅広い年齢層」に健康への関心を高める~健康維持に向けて~」
保健福祉部 D7 「産院の集約化と支援制度の充実」
経済産業部① E03 「シティブランドの認知度は人口増加につながるのか~私たちの富谷市拡大プラン~」
経済産業部② E14 「若い世代をターゲットとした特産品である蜂蜜を利用した美容 製品を提案する」
建設部 F6 「森林の活用と保全」
教育部 G3 「富谷市の小学校の自己肯定感を上げていじめを減らそう」
各チームの健闘を期待します。
課題研究、仮想市役所部内発表会
2月15日(木)、各グループ内での部内発表会を行いました。
市役所とのオンラインセッションや、校内でのアンケート調査などを経て、中身の充実した発表が行われました。
この後、来月3月19日(火)、1年生各教室での収穫祭予選にて各グループの代表が決定します。
課題研究も仕上げの段階に入りました。
2学年T-time活動 とみや「わくわくミーティング」参加(1月29日)
1月29日(月曜日)、本校2学年生徒15名が、第4回とみや「わくわくミーティング」(テーマ:我がまちの地域福祉を考える)に参加し、一高校生として、自分の意見や考えを発表してきました。
「福祉」と言えば、解決困難な「少子高齢社会」という大きな問題になりがちですが、ひとり一人の気づきや小さな活動で、地域を守り互いに支え合うまちづくりができることを確認しました。
当日は、若生富谷市長の挨拶で開会し、保健福祉部会津さん(本校卒1回生)から「地域福祉」についてのレクチャーがあり、宮城大学佐々木先生の司会のもとで活発な議論が行われました。
私たちの考えや意見が、そして富谷高校の探究学習が、まちづくりの小さな一歩になっていることを実感できたミーティングとなりました。
富谷市職員とのオンラインセッション②
1月23日(火)に今年度2回目となる富谷市職員とのオンラインセッションが行われました。
今回は、保健福祉部、総務部・建設部、教育部の方々からアドバイスをいただきました。
行政の方々からのアドバイスは、大変貴重なもので、研究活動の良い刺激になりました。
課題研究も終盤に入りました。
3月19日(火)には、収穫祭予選が行われます。
本選進出を目指して、各グループとも頑張っていきましょう。
富谷市職員とのオンラインセッション①
1月18日(木)の課題研究の時間に富谷市役所の企画部、経済産業部、市民生活部とのオンラインセッションを行いました。各班中間発表を終え、仮説の検証など研究を深める上での疑問点や検討課題等を直接、担当課の方々と意見交換することができました。この日は宮城大学の事業構想学群 教授の 渋田 一夫 先生と准教授の 宮﨑 義久 先生にもお越しいただき、研究の進め方について具体的な指導・助言を各班いただきました。
次回のオンラインセッションは23日(火)を予定しています。
この後も収穫祭に向けて、研究をどんどん深めていきます!!
課題研究中間発表①
1月16日各グループ内での中間発表会を行いました。
各班で作成したスライド使用して発表、質疑応答を行い、各グループ内での投票をしました。
○各グループ中間発表1位の研究テーマは次のとおりです。
・企画部 「市民バスの利用者を増やすには」
・市民生活部 「墓地需要の増加についての対策」
・保健福祉部 「幅広い年齢層に健康への関心を高める~健康維持や検診受診率の向上に向けて~」
・経済産業部①「シティブランドの認知度は人口増加につながるのか~私たちの富谷市拡大プラン~」
・経済産業部②「今ある蜂蜜について研究し、若い世代をターゲットに新たな特産品を開発する」
・建設部 「富谷市の森林保全」
・教育部 「国際社会にも柔軟に対応できる人材の育成」
・総務部 「自転車事故を減らし、安心安全に活用するためには」
「これからもっと女性が活躍できるまちにしていくための改善案を考える」
各グループ、班で切磋琢磨しよりよい研究発表ができるよう頑張りましょう。
2学年 課題研究テーマ検討会&大学模擬授業を開催しました!
11月16日(木)、2学年T-time(総合的な探究の時間)における課題研究の一環で、「テーマ検討会+大学模擬授業」が行われました。県内7つの大学の9人の先生方を講師としてお招きし、5校時は生徒による研究企画書の発表、6校時はそれぞれの先生方からの講義という内容でした。
生徒の感想を一部紹介します。
〇「正解」は1つではなく、自分なりの「正解」を見つけることが大切だということがわかりました。今の私は偏差値にとらわれているけれど、偏差値は「学力」だけではなく、それぞれの分野で偏差値があることに気づかされ、自分が偏差値を伸ばしたいと思えることを見つけたいと思いました。
〇良い道路とは、10の指標をどれだけクリアしているのか。イギリスの人は環境づくりに非常に積極的なのだと思いました。日本の道路ももっと安全で環境に適したものになるとよいと思いました。
〇先生が一人ひとりの目を見ながら真剣に、生徒の意見と向き合い、否定するのではなく「なるほど、そんな見方もあるよね。素晴らしい。」と受け入れてくださった姿を見て、福祉のスペシャリストなんだなと感じさせられました。
富谷市講演会
2学年T-time(総合的な探究の時間)における課題研究の一環で、富谷市講演会が開催されました。
9月12日には富谷市の若生市長より~「住みたくなるまち日本一」の実現を目指して~をテーマに「富谷市総合計画」に基づいた富谷市の課題や取り組みについてお話をいただきました。
10月17日と19日には富谷市役所の全7部(企画部、総務部、市民生活部、保健福祉部、経済産業部、建設部、教育部)の部長の方々から、富谷市のまちづくりや現状について、詳しく講演をいただきました。
生徒の感想を一部紹介します。
・富谷市の課題や他のまちより長けている部分を詳しく知ることができてよかったです。
これからグループ発表があるので、今日聞いてわかったことや、気になったことに基づいて良い発表にしたいです。はちみつやブルーベリーも食べてみたいと思いました。来年のスイーツフェスティバルに行こうと思います。市長さんのテレビ出演を観てみたかったです。
研修ツアー
8月24日、2学年の研修ツアーが行われました。
地域における課題やSDGsに取り組んでいる施設等(企業や団体、自治体等)を見学し、職員の方々からのお話や講義、またワークショップ等を通じ、課題の発見、分析と解決方法などについて学んできました。
今後の課題研究に向けて、とても有意義な1日となりました。
ReRoots
アクアイグニス仙台
コープこども食堂
(株)ナカリ
秋保ヴィレッジ
成田セットセンター(水素事業)
(有)千田清掃
富谷市役所養蜂事業
富谷市民俗ギャラリー
収穫祭を終えて(受賞者表彰式・インタビュー)
4月28日(金)に、収穫祭(課題研究発表会)で第1位~第3位となった3グループの表彰式を行い、それぞれの班に、収穫祭を終えての感想や考えたことをインタビューしました。班員一人ひとりが学びを得ることができた収穫祭になったようでした。以下、一部ご紹介します。
なお、受賞者の発表スライドは本校1階コモンホールに掲示してありますので、ぜひご覧ください。
第1位(持続可能なまちづくり大賞):経済産業部9班 「富谷市の知名度UP政策」
発表には、いい緊張感で臨めた。練習の段階から自分のパートは30~40回ほど、プレゼンテーションの練習をし、会場全体に伝わるように工夫を重ねた。自分ひとりでは出来ないことも、チームで協力することで乗り越えられた。
第2位:市民生活部3班 「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」
代表になって、自分たちが調べたことを、様々な人たちに知ってほしいと思った。肥料を実際につくって検証したことで、ものを捨てるときに、一度立ち止まって考えるようになった。日常生活で街に出るときも、問題は無いかなど、課題意識をもって歩くようになった。
第3位:経済産業部1班 「魅力的な歴史で「何度も行きたくなる町、富谷」を目指すには」
内容は自信があったので、3位で悔しかった。まだ、やり足りない感じがしている。もっと突き詰めて研究したい。例えば、地域の課題に対して、今回は観光・歴史の観点から解決策を考えたが、他のアプローチから新しい解決策を考えてみたい。また、収穫祭で他の班の発表を聞いたことで、多くの発見があり、新しい着想が湧いた。最後まで粘って、納得のいくものを発表することができた。
収穫祭本選を終えて(田渕校長先生との対談)
収穫祭において「Don't be shy. Let's think positively!! 生徒中心の授業を目指して」というテーマで発表を行った教育部7班が4月27日(木)に校長室を訪問しました。
教育部7班は、2年次の授業の際、ALTの先生から「もっと積極的になりましょう」と言われたことをきっかけに、自分たちの授業の受け方に課題意識を抱き、授業のあり方について研究を深めてきました。
校長先生との対談では、収穫祭での研究発表をもとに、特にグループワークのあり方について意見を交わし合いました。校長先生と積極的に意見を交わすことができ、研究を一層深める契機となりました。
収穫祭本選
4月22日(土)に28回生収穫祭(課題研究発表会)が実施されました。「持続可能な地域とまちづくり」をテーマにした課題研究の集大成の場となりました。今年度は、PTA総会と同日開催となり、多くの保護者の皆様にもご来場いただきました。
生徒たちは、地域の抱える課題に対して、多くのデータを収集・分析しながら、様々な視点で解決策を模索してきました。どの班の発表も、根拠を明確に示した上で解決策が提案されており、素晴らしいものでした。また、審査委員による質疑にも、しっかりと答えることができていました。
審査員による審査の結果、以下の3グループが入賞しました。入賞者には賞状に加えて、富谷市からゼロカーボンシティを目指したエコバック、エコマイボトル、クリアファイルなどの副賞が授与されました。
第1位:経済産業部9班「富谷市の知名度UP政策」 (持続可能なまちづくり大賞)
第2位:市民生活部3班「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」
第3位:経済産業部1班「魅力的な歴史で「何度も行きたくなる町、富谷」を目指すには」
また、生徒と教職員による投票によって決められる特別賞には、経済産業部9班「富谷市の知名度UP政策」が選ばれました。第1位とのダブル受賞となりました。
この課題研究は富谷市、宮城大学の全面的な協力により実施してきました。厚くお礼を申し上げます。
収穫祭予選
3月20日(月)に収穫祭予選が行われました。各グループが1年生教室で発表し,1年生と教員審査員が審査をしました。約半年をかけて取り組んできた研究を発表する集大成の場となりました。緊張感が漂う中,質疑応答では1年生から積極的に質問がなされ,充実した発表会となりました。
収穫祭本選は4月22日(土)に行われます。PTA総会と併せての実施となり,保護者の方々にも公開します。是非ご来校いただきたいと思います。