課題研究ブログ

地域の課題に挑戦する富高生の今!

2学年 収穫祭予選

3月19日(火)5・6校時に、収穫祭予選が行われました。各グループ毎に1学年教室にて発表をし、1年生と教員審査員が審査をしました。

約半年間取り組んできた研究を発表する集大成の場となりました。緊張感の中、パワーポイントを使いながら各グループとも協力し合い、発表をすることができました。また、質疑応答では1年生からも積極的に質問が出され、充実した発表会となりました。 

収穫祭本選は、予選1位通過8チーム及び2位7チームから2チームを選出し、合計10チームが、4月20日(土)、父母教師会等総会に先立って開催されます。保護者の方々にも公開しますので、是非ご来校いただきたいと思います。

予選通過チームのみなさんおめでとう。本戦でのより一層の頑張りを期待します。惜しくも予選通過をできなかったチームのみんなもチームで協力したこと、研究したことを今後に生かしていきましょう。2年生のみなさんお疲れ様でした。

 

発表の様子

収穫祭本戦出場チーム(10チーム45名)

企画部 A1 「市民バスですみやすいまちへ」

総務部 B2 「これからもっと富谷市の女性が働きやすいまちにしていくための改善策を考える」

市民生活部 C3 「とみくるんと資源循環型のまちづくり作戦!」

保健福祉部 D1 「幅広い年齢層」に健康への関心を高める~健康維持に向けて~」

保健福祉部 D7 「産院の集約化と支援制度の充実」

経済産業部① E03 「シティブランドの認知度は人口増加につながるのか~私たちの富谷市拡大プラン~」

経済産業部② E14 「若い世代をターゲットとした特産品である蜂蜜を利用した美容 製品を提案する」

建設部 F6 「森林の活用と保全」

教育部 G3 「富谷市の小学校の自己肯定感を上げていじめを減らそう」

各チームの健闘を期待します。

 

課題研究、仮想市役所部内発表会

2月15日(木)、各グループ内での部内発表会を行いました。

市役所とのオンラインセッションや、校内でのアンケート調査などを経て、中身の充実した発表が行われました。

この後、来月3月19日(火)、1年生各教室での収穫祭予選にて各グループの代表が決定します。

課題研究も仕上げの段階に入りました。

2学年T-time活動 とみや「わくわくミーティング」参加(1月29日)

1月29日(月曜日)、本校2学年生徒15名が、第4回とみや「わくわくミーティング」(テーマ:我がまちの地域福祉を考える)に参加し、一高校生として、自分の意見や考えを発表してきました。

「福祉」と言えば、解決困難な「少子高齢社会」という大きな問題になりがちですが、ひとり一人の気づきや小さな活動で、地域を守り互いに支え合うまちづくりができることを確認しました。

当日は、若生富谷市長の挨拶で開会し、保健福祉部会津さん(本校卒1回生)から「地域福祉」についてのレクチャーがあり、宮城大学佐々木先生の司会のもとで活発な議論が行われました。

私たちの考えや意見が、そして富谷高校の探究学習が、まちづくりの小さな一歩になっていることを実感できたミーティングとなりました。

富谷市職員とのオンラインセッション②

1月23日(火)に今年度2回目となる富谷市職員とのオンラインセッションが行われました。

今回は、保健福祉部、総務部・建設部、教育部の方々からアドバイスをいただきました。

行政の方々からのアドバイスは、大変貴重なもので、研究活動の良い刺激になりました。

 

課題研究も終盤に入りました。

3月19日(火)には、収穫祭予選が行われます。

本選進出を目指して、各グループとも頑張っていきましょう。

富谷市職員とのオンラインセッション①

1月18日(木)の課題研究の時間に富谷市役所の企画部、経済産業部、市民生活部とのオンラインセッションを行いました。各班中間発表を終え、仮説の検証など研究を深める上での疑問点や検討課題等を直接、担当課の方々と意見交換することができました。この日は宮城大学の事業構想学群 教授の 渋田 一夫 先生と准教授の 宮﨑 義久 先生にもお越しいただき、研究の進め方について具体的な指導・助言を各班いただきました。

 次回のオンラインセッションは23日(火)を予定しています。

この後も収穫祭に向けて、研究をどんどん深めていきます!!

  

 

 

課題研究中間発表①

1月16日各グループ内での中間発表会を行いました。

各班で作成したスライド使用して発表、質疑応答を行い、各グループ内での投票をしました。 

○各グループ中間発表1位の研究テーマは次のとおりです。

・企画部 「市民バスの利用者を増やすには」
・市民生活部 「墓地需要の増加についての対策」
・保健福祉部 「幅広い年齢層に健康への関心を高める~健康維持や検診受診率の向上に向けて~」
・経済産業部①「シティブランドの認知度は人口増加につながるのか~私たちの富谷市拡大プラン~」
・経済産業部②「今ある蜂蜜について研究し、若い世代をターゲットに新たな特産品を開発する」
・建設部 「富谷市の森林保全」
・教育部 「国際社会にも柔軟に対応できる人材の育成」
・総務部 「自転車事故を減らし、安心安全に活用するためには」
     「これからもっと女性が活躍できるまちにしていくための改善案を考える」
 

 各グループ、班で切磋琢磨しよりよい研究発表ができるよう頑張りましょう。

2学年 課題研究テーマ検討会&大学模擬授業を開催しました!

11月16日(木)、2学年T-time(総合的な探究の時間)における課題研究の一環で、「テーマ検討会+大学模擬授業」が行われました。県内7つの大学の9人の先生方を講師としてお招きし、5校時は生徒による研究企画書の発表、6校時はそれぞれの先生方からの講義という内容でした。

 生徒の感想を一部紹介します。

〇「正解」は1つではなく、自分なりの「正解」を見つけることが大切だということがわかりました。今の私は偏差値にとらわれているけれど、偏差値は「学力」だけではなく、それぞれの分野で偏差値があることに気づかされ、自分が偏差値を伸ばしたいと思えることを見つけたいと思いました。

〇良い道路とは、10の指標をどれだけクリアしているのか。イギリスの人は環境づくりに非常に積極的なのだと思いました。日本の道路ももっと安全で環境に適したものになるとよいと思いました。

〇先生が一人ひとりの目を見ながら真剣に、生徒の意見と向き合い、否定するのではなく「なるほど、そんな見方もあるよね。素晴らしい。」と受け入れてくださった姿を見て、福祉のスペシャリストなんだなと感じさせられました。

 

 

 

29回生 大学模擬授業&研究企画書検討会.pdf

富谷市講演会

2学年T-time(総合的な探究の時間)における課題研究の一環で、富谷市講演会が開催されました。

9月12日には富谷市の若生市長より~「住みたくなるまち日本一」の実現を目指して~をテーマに「富谷市総合計画」に基づいた富谷市の課題や取り組みについてお話をいただきました。

10月17日と19日には富谷市役所の全7部(企画部、総務部、市民生活部、保健福祉部、経済産業部、建設部、教育部)の部長の方々から、富谷市のまちづくりや現状について、詳しく講演をいただきました。
 
生徒の感想を一部紹介します。

・富谷市の課題や他のまちより長けている部分を詳しく知ることができてよかったです。
これからグループ発表があるので、今日聞いてわかったことや、気になったことに基づいて良い発表にしたいです。はちみつやブルーベリーも食べてみたいと思いました。来年のスイーツフェスティバルに行こうと思います。市長さんのテレビ出演を観てみたかったです。

富谷市講演会(市長)実施要項.pdf

富谷市講演会(部長)実施要項.pdf

 

研修ツアー

8月24日、2学年の研修ツアーが行われました。

地域における課題やSDGsに取り組んでいる施設等(企業や団体、自治体等)を見学し、職員の方々からのお話や講義、またワークショップ等を通じ、課題の発見、分析と解決方法などについて学んできました。

今後の課題研究に向けて、とても有意義な1日となりました。

ReRoots

アクアイグニス仙台

コープこども食堂

(株)ナカリ

秋保ヴィレッジ

成田セットセンター(水素事業)

(有)千田清掃

富谷市役所養蜂事業

富谷市民俗ギャラリー

収穫祭を終えて(受賞者表彰式・インタビュー)

 

4月28日(金)に、収穫祭(課題研究発表会)で第1位~第3位となった3グループの表彰式を行い、それぞれの班に、収穫祭を終えての感想や考えたことをインタビューしました。班員一人ひとりが学びを得ることができた収穫祭になったようでした。以下、一部ご紹介します。

なお、受賞者の発表スライドは本校1階コモンホールに掲示してありますので、ぜひご覧ください。

 

第1位(持続可能なまちづくり大賞):経済産業部9班 「富谷市の知名度UP政策」 

発表には、いい緊張感で臨めた。練習の段階から自分のパートは30~40回ほど、プレゼンテーションの練習をし、会場全体に伝わるように工夫を重ねた。自分ひとりでは出来ないことも、チームで協力することで乗り越えられた。

 

第2位:市民生活部3班 「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」

代表になって、自分たちが調べたことを、様々な人たちに知ってほしいと思った。肥料を実際につくって検証したことで、ものを捨てるときに、一度立ち止まって考えるようになった。日常生活で街に出るときも、問題は無いかなど、課題意識をもって歩くようになった。

 

第3位:経済産業部1班 「魅力的な歴史で「何度も行きたくなる町、富谷」を目指すには」

内容は自信があったので、3位で悔しかった。まだ、やり足りない感じがしている。もっと突き詰めて研究したい。例えば、地域の課題に対して、今回は観光・歴史の観点から解決策を考えたが、他のアプローチから新しい解決策を考えてみたい。また、収穫祭で他の班の発表を聞いたことで、多くの発見があり、新しい着想が湧いた。最後まで粘って、納得のいくものを発表することができた。

 

収穫祭本選を終えて(田渕校長先生との対談)

収穫祭において「Don't be shy. Let's think positively!! 生徒中心の授業を目指して」というテーマで発表を行った教育部7班が4月27日(木)に校長室を訪問しました。

教育部7班は、2年次の授業の際、ALTの先生から「もっと積極的になりましょう」と言われたことをきっかけに、自分たちの授業の受け方に課題意識を抱き、授業のあり方について研究を深めてきました。

校長先生との対談では、収穫祭での研究発表をもとに、特にグループワークのあり方について意見を交わし合いました。校長先生と積極的に意見を交わすことができ、研究を一層深める契機となりました。

収穫祭本選

4月22日(土)に28回生収穫祭(課題研究発表会)が実施されました。「持続可能な地域とまちづくり」をテーマにした課題研究の集大成の場となりました。今年度は、PTA総会と同日開催となり、多くの保護者の皆様にもご来場いただきました。

生徒たちは、地域の抱える課題に対して、多くのデータを収集・分析しながら、様々な視点で解決策を模索してきました。どの班の発表も、根拠を明確に示した上で解決策が提案されており、素晴らしいものでした。また、審査委員による質疑にも、しっかりと答えることができていました。

審査員による審査の結果、以下の3グループが入賞しました。入賞者には賞状に加えて、富谷市からゼロカーボンシティを目指したエコバック、エコマイボトル、クリアファイルなどの副賞が授与されました。

 

第1位:経済産業部9班「富谷市の知名度UP政策」 (持続可能なまちづくり大賞)

第2位:市民生活部3班「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」

第3位:経済産業部1班「魅力的な歴史で「何度も行きたくなる町、富谷」を目指すには」

 

また、生徒と教職員による投票によって決められる特別賞には、経済産業部9班「富谷市の知名度UP政策」が選ばれました。第1位とのダブル受賞となりました。

この課題研究は富谷市、宮城大学の全面的な協力により実施してきました。厚くお礼を申し上げます。

・審査員と発表テーマの一覧(pdf

収穫祭予選

3月20日(月)に収穫祭予選が行われました。各グループが1年生教室で発表し,1年生と教員審査員が審査をしました。約半年をかけて取り組んできた研究を発表する集大成の場となりました。緊張感が漂う中,質疑応答では1年生から積極的に質問がなされ,充実した発表会となりました。

収穫祭本選は4月22日(土)に行われます。PTA総会と併せての実施となり,保護者の方々にも公開します。是非ご来校いただきたいと思います。

  

富谷市職員とのオンラインセッション②

 2月2日(木),7日(火),9日(木)に今年度2回目となる富谷市職員とのオンラインセッションが行われました。今回は,生徒達が考えた地域課題に対する解決策を市職員の方々に発表し,アドバイスをいただきました。行政のプロからのアドバイスは,大変貴重なもので,研究活動の良い刺激になりました。

 課題研究は終盤に差し掛かりました。3月20日には,収穫祭予選が行われます。本選進出を目指して,各グループが頑張っています。

 富谷市職員の皆様,今回もありがとうございました。

 

1月19日(木)中間発表②

1月19日(木)5・6校時に宮城大学食産業学群准教授の鳥羽大陽先生と事業構想学群助教の中沢峻先生をお招きし,中間発表②を行いました。前回の中間発表①では,地域課題に対する行政の取組などを調べて発表しましたが,今回は,地域課題の解決策を考察,研究し,その成果を中心に発表しました。富谷市職員とのオンラインセッションで分かったことや,校内外で行ったアンケートの結果を研究に反映しているグループが多く見られました。

 

○鳥羽先生と中沢先生からいただいた講評の一部を紹介します。

・生徒同士で積極的に質疑応答がなされていた。同じテーマに対して複数の班が,多様な視点から分析しているチームもあった。お互いから学び,刺激し合っていて,研究にプラスになるであろう。

・他の地域の先行事例を調べて,自分なりに考察して発表している班が多く,説得力のある研究発表になっている。

・イベントなどの企画提案では,予算やターゲット,運営方法などを具体的に研究するとよい。

 

○生徒による投票により,各チーム1位となった研究テーマは以下のとおりです。

・企画部    「富谷市の公共交通を利用してもらうには?」(前回1位)

・総務部    「Do you have uncoucious bias?

(ジェンダーフリー教育が富谷市の未来の地域づくりの鍵)」(前回1位)

・市民生活部  「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」(前回1位)

・保健福祉部  「富谷市のメタボ患者を減らすには」(前回5位)

・経済産業部① 「富谷市に来る理由づくり」(前回1位)

・経済産業部② 「富谷市の知名度UP政策」(前回1位)

・建設部    「より安全な街を目指して」(前回2位)

・教育部    「Don’t be shy! Let’s think positively! 生徒中心の授業を目指して」(前回1位)

1月17日(火)とみやわくわくミーティングに参加

1月17日(火)に成田公民会で行われた「令和4年度第4回とみやわくわくミーティング」に2年生から3名の生徒が参加しました。

富谷市が取り組む「ゼロカーボンシティ」をテーマに,市民在住の一般参加者や有識者と活発に意見を交わすことができました。参加した生徒達は,課題研究においてゼロカーボンについて研究しており,有意義な機会となりました。

ゼロカーボンシティの実現には,行政に頼るだけではなく,市民の一員である高校生も「やってみよう!」という気持ちで身近な取り組みを始めることが大切であると気付きました。

 

 

 

 

 

 

課題研究 中間発表①

12月15日(木)5・6校時に宮城大学食産業学群教授の笠原紳先生と事業構想学群助教の中沢峻先生をお招きし,中間発表①を行いました。チーム内でグループの発表を行い,生徒同士で優秀なチームを投票しました。

 

○笠原先生と中沢先生からいただいた講評の一部を紹介します。

・地域課題の探究学習について,テーマがより具体的になり,高校生らしい視点で着実に進歩している感じがします。『富谷市後期総合計画』をベースとするアイディアはとても良いです。おそらく, テーマを逸脱したり,また手に余ることなく,現実的な解決策や提案に到達できるはずです。

・参考文献・参考情報について,インターネット上のものが多かったのですが,本(文献)の活用も検討して下さい。

・研究グループリーダーのコーディネートがしっかりしていると,良い研究ができます。質問の時の,誰が答えるかという表情や目配せで,わかるものです。グループでの研究なので,人間関係や組織作りまで目が届くと良いと思います。

 

○各チーム1位となった研究テーマは以下のとおりです。

・企画部    「富谷市の公共交通利用をすすめるためには?」

・総務部    「Do you have unconscious bias??」

・市民生活部  「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」

・保健福祉部  「富谷市の救急医療を充実するには」

・経済産業部① 「富谷市に来る理由づくり」

・経済産業部② 「富谷市の知名度UP政策」

・建設部    「富谷市の住宅不足をなくそう」

        「明石台と他の地域を比較して,新しいアイディアをあぶりだそう」

・教育部    「Don’t be shy! Let’s think positively! 生徒中心の授業を目指して」

 

富谷市職員とのオンラインセッション①

 12月8日(木)5校時と12月13日(火)6校時に富谷市職員とのオンラインセッションが行われました。現在,12月15日に行われる中間発表①に向けて,「テーマに関する現状を調べる活動」を行っています。本セッションは,調べる過程で生じた疑問や質問を,富谷市職員に聞くことのできる貴重な機会となりました。

 富谷市職員の皆様,ありがとうございました。

 

 オンラインセッション①実施要項.pdf

課題研究テーマ検討会・大学模擬授業

11月17日(木)5・6校時に2学年を対象として,課題研究テーマ検討会と大学模擬授業が行われました。東北地方の7つの大学から8名の先生方を招き,生徒の課題研究チームの講師を務めていただきました。

課題研究テーマ検討会では,各班が研究企画書を,スライドを用いて発表し,大学の先生方から個別に指導をいただきました。研究手法や研究計画について,具体的なアドバイスをいただき,非常に有意義な会となりました。今後,課題研究は,12月15日の第1回中間発表に向けて,地域課題(テーマ)に関する現状を知る活動を行います。

テーマ検討会の後に行われた大学模擬授業では,各大学の先生が取り組む研究について,講義をしていただきました。高校の課題研究と大学における研究の共通点や違いを理解することができました。

  

テーマ検討・大学模擬授業要項.pdf

 

富谷市複合施設ワークショップ参加

10月30日午後4時から成田公民館で富谷市複合施設(市民図書館とスイーツステーションなど)の開設に向けたワークショップが行われました。本校からは,図書委員2名と課題研究に取り組む2学年の生徒3名で参加してきました。

複合施設に求める事などを中心に,幅広い年齢層の市民と一緒に意見を出し合い,有意義な会となりました。ワークショップには,先日,本校で行われた課題研究基本講演で学生講師を務めた菅野勇成さん(本校卒業生・宮城大学4年)も参加しており,今後の課題研究を進めていく上で,良い刺激を受けることができました。