校長あいさつ

 みなさんこんにちは。本校のホームページをご覧いただきありがとうございます。


 宮城県富谷高等学校は、仙台市に隣接し発展著しい富谷市に所在しています。「進取・明知・自律・協同」を校訓とする全日制普通科の学校です。


 平成6年4月の開校以来、各方面で活躍する多くの人材を育んできました。創立32年目を迎える令和7年度は、240名の新入生を迎え、生徒総数776名でスタートします。


 本校は、ユネスコスクールとしてESD(持続可能な発展のための教育)を推進しています。SDG (持続可能な開発目標)に基づき、地域社会の課題の発見と解決に寄与し、地域の発展に貢献する教育活動をを行っています。1年生では基礎基本を幅広く学習し、2年生で文系・理系に分かれ、3学年進級時には人文・国際・理数の3つの類型からひとつを選んで学ぶ「類型制」を採用しています。生徒の皆さんは多くの学びや経験を通じて日々の成長を感じてほしいと思います。


 また、本校は施設が特徴的です。円形の講義棟があり、普通教室棟と特別教室棟などは回廊式の廊下でつながっています。それら建物と建物とのあいだには緑豊かな中庭も配置され、天気のよい日には笑顔でお弁当を広げている生徒の姿が見られます。部活動の演奏会や発表会などが青空のもとで開催されます。また、校舎には美しいステンドグラスがちりばめられ、芸術的なオブジェやモニュメントが校地内に設置されています。さらに、学校のシンボルとなっているカリヨン(時計台)が、朝昼夕と美しい調べを奏で、心に潤いを与えてくれます。


 このように恵まれた環境の中、本校は富谷市をはじめ多くの方々から多大なるご支援をいただきながら教育活動に取り組んで参りました。引き続きこれまでと変わらぬご支援とご協力をいただければ幸いです。

 

 

                                         令和7年4月

                                         校長 宗  秀 行