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【2学年課題研究】課題研究基本講演会

 6月4日(木)、「総合的な探究の時間(T-time)」において、2学年を対象に、宮城大学事業構想学群事業プランニング学類准教授の高山純人先生をお招きし、課題研究基本講演会を実施しました。

 この講演会は、2年生がこれから本格的に課題研究を進めていくにあたり、高校での普段の「学習」や「勉強」とは少し異なる、「研究」や「探究」とは何かについて理解を深めることを目的として行われました。また、地域についての課題研究に取り組むうえで必要となる、課題発見の視点や情報の扱い方、価値の見つけ方について学ぶ機会ともなりました。

 高山先生は、マーケティングや新規事業開発を専門とされており、課題発見や探究活動の進め方、地域や社会と関わる実践的な研究について豊富な知見をお持ちです。講演では、「高校生の視点で行うべき探究活動って、どういうこと?」というテーマのもと、「探究って、べつにむずくないよ」「ちょっとした違いで、探究になるよ」「リサーチという作業も、意外とおもしろいよ」といったメッセージを、具体例を交えながら分かりやすくお話しいただきました。

 さらに、講演の中では、本校卒業生であり、現在宮城大学で学んでいる菅原新流さんからもお話をいただきました。高校時代の経験や大学での学びについて、先輩の立場から語っていただいたことで、生徒たちは課題研究が高校の中だけで完結するものではなく、進路選択や将来の学びにもつながっていくものであることを、より身近に感じることができました。

 今回の講演を通して、生徒たちは、探究活動とは特別に難しいものではなく、日常の中にある疑問を大切にし、自分たちなりの問いを立て、調べ、考え、確かめていく営みであることを学びました。また、地域課題に取り組む際には、単に「問題点」を探すだけではなく、地域のよさや価値にも目を向けることが大切であると理解しました。

 これから2年生は、それぞれのテーマに基づいて課題研究を進めていきます。今回の講演で学んだ「問いの立て方」「情報の調べ方」「仮説の考え方」「地域を見る視点」を生かしながら、自分たちにしかできない探究活動へと発展させていくことが期待されます。生徒一人ひとりが、身近な疑問や地域の課題に主体的に向き合い、学びを深めていくきっかけとなる、大変貴重な講演会となりました。