2023年5月の記事一覧
収穫祭を終えて(受賞者表彰式・インタビュー)
4月28日(金)に、収穫祭(課題研究発表会)で第1位~第3位となった3グループの表彰式を行い、それぞれの班に、収穫祭を終えての感想や考えたことをインタビューしました。班員一人ひとりが学びを得ることができた収穫祭になったようでした。以下、一部ご紹介します。
なお、受賞者の発表スライドは本校1階コモンホールに掲示してありますので、ぜひご覧ください。
第1位(持続可能なまちづくり大賞):経済産業部9班 「富谷市の知名度UP政策」
発表には、いい緊張感で臨めた。練習の段階から自分のパートは30~40回ほど、プレゼンテーションの練習をし、会場全体に伝わるように工夫を重ねた。自分ひとりでは出来ないことも、チームで協力することで乗り越えられた。
第2位:市民生活部3班 「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」
代表になって、自分たちが調べたことを、様々な人たちに知ってほしいと思った。肥料を実際につくって検証したことで、ものを捨てるときに、一度立ち止まって考えるようになった。日常生活で街に出るときも、問題は無いかなど、課題意識をもって歩くようになった。
第3位:経済産業部1班 「魅力的な歴史で「何度も行きたくなる町、富谷」を目指すには」
内容は自信があったので、3位で悔しかった。まだ、やり足りない感じがしている。もっと突き詰めて研究したい。例えば、地域の課題に対して、今回は観光・歴史の観点から解決策を考えたが、他のアプローチから新しい解決策を考えてみたい。また、収穫祭で他の班の発表を聞いたことで、多くの発見があり、新しい着想が湧いた。最後まで粘って、納得のいくものを発表することができた。
収穫祭本選を終えて(田渕校長先生との対談)
収穫祭において「Don't be shy. Let's think positively!! 生徒中心の授業を目指して」というテーマで発表を行った教育部7班が4月27日(木)に校長室を訪問しました。
教育部7班は、2年次の授業の際、ALTの先生から「もっと積極的になりましょう」と言われたことをきっかけに、自分たちの授業の受け方に課題意識を抱き、授業のあり方について研究を深めてきました。
校長先生との対談では、収穫祭での研究発表をもとに、特にグループワークのあり方について意見を交わし合いました。校長先生と積極的に意見を交わすことができ、研究を一層深める契機となりました。
収穫祭本選
4月22日(土)に28回生収穫祭(課題研究発表会)が実施されました。「持続可能な地域とまちづくり」をテーマにした課題研究の集大成の場となりました。今年度は、PTA総会と同日開催となり、多くの保護者の皆様にもご来場いただきました。
生徒たちは、地域の抱える課題に対して、多くのデータを収集・分析しながら、様々な視点で解決策を模索してきました。どの班の発表も、根拠を明確に示した上で解決策が提案されており、素晴らしいものでした。また、審査委員による質疑にも、しっかりと答えることができていました。
審査員による審査の結果、以下の3グループが入賞しました。入賞者には賞状に加えて、富谷市からゼロカーボンシティを目指したエコバック、エコマイボトル、クリアファイルなどの副賞が授与されました。
第1位:経済産業部9班「富谷市の知名度UP政策」 (持続可能なまちづくり大賞)
第2位:市民生活部3班「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」
第3位:経済産業部1班「魅力的な歴史で「何度も行きたくなる町、富谷」を目指すには」
また、生徒と教職員による投票によって決められる特別賞には、経済産業部9班「富谷市の知名度UP政策」が選ばれました。第1位とのダブル受賞となりました。
この課題研究は富谷市、宮城大学の全面的な協力により実施してきました。厚くお礼を申し上げます。