平成29年度学校ブログ(カリヨンの調べ)

カリヨンの調べ2017

卒業式です 横田No,243

   

 都合により掲載が1日遅れとなり、申し訳ありませんでした。

 朝8時過ぎから激しい雨が降り出しました。生徒・保護者の皆さんは雨の中大変だっと思いますが、来校した車を、本校職員がかっぱを着て懸命に誘導にあたり、なんとか駐車させることができ、卒業式が予定通り始まりました。
 式の途中は体育館の屋根を激しく打つ雨の音が響き、校長式辞はその音でかき消されそうでした。今年の卒業式も厳粛にそして暖かい雰囲気の中で行われ、卒業生代表の答辞には胸を熱くさせられました。富谷高校の卒業式は最高です。
 終了する頃にはそれまでの激しい雨が嘘のように、青空が広がっていました。
 終了後担当の生徒による後片付けが始まり、あっという間に元どおりの体育館となりました。準備もそうでしたが、後片付けも実に見事なものでした。
 写真で紹介することはできませんでしたが、1日夜に開催された卒業祝賀会での3年生の先生方のお話は、とても心温まるもので富谷高校の素晴らしさを改めて感じるものでした。これがあるから教師はやめられないし、教師だけしか味わえない特権です。また、明日から頑張ろう!

 校長式辞全文を紹介します

平成二十九年度 卒業式 式辞
 流れる季節の真ん中で ふと日の長さを感じ 三月の風に想いを乗せて 桜のつぼみは春へと続きます とレミオロメン三月九日の歌詞にあるように 日の長さに光の春を感じ 三月の風に春の息吹が感じられ、体育館の屋根に響く雨の音も、皆さんの旅立ちを祝福するメロディーのように聞こえる 今日ここに、
 富谷市長 若生裕俊様、富谷市議会議長 相澤榮様、富谷市教育長 菅原義一様をはじめ、多くのご来賓の方々、並びに保護者の皆様のご臨席の元、宮城県富谷高等学校第二十二回卒業式を挙行できますことは、卒業生、在校生はもちろんのこと、私たち教職員にとりましても、大きな喜びであります。関係するすべての方々に、改めて心から感謝申し上げます。
 ただいま、卒業証書を授与いたしました二百六十八名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。いつも温かく見守ってくれたご家族、友達、先生方など多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、新しい世界への第一歩を踏み出してください。
 また、保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。今日の日を迎え、感慨もひとしおのことと存じます。心からお祝いを申し上げますとともに、皆様のこれまでのご苦労に対して厚く敬意を表し、本校教育に対するご理解・ご支援に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
 卒業生の皆さんにとって、この富谷高校での三年間はどのようなものだったでしょうか。私は二年間だけでしたが、皆さんと接する様々な機会は、そのたびに富谷高校への愛情を深めるものとなりました。代表する生徒会のメンバーは、礼儀正しく行事のたびに校長室にきてくれて、いつもしっかりとした活動で生徒たちをリードしてくれました。三大行事といわれる、体育大会、球技大会、樹咲祭は感動の連続でした。四月、生徒会主催で行われる体育大会は準備から当日まで、その運営の素晴らしさに、初めて富谷高校に着任した先生方が感激し、一年生は富谷高校の雰囲気の素晴らしさを改めて強く感じる行事でした。球技大会はクラスTシャツを着て、クラスのためにあるいはコースや学年のために上級生下級生の垣根なく真剣に熱く燃えて戦いをしました。終了したあとの様子はノーサイドの精神にあるように、笑顔での握手がありました。ファインプレーに互いが称えあう姿は、見ていて胸が熱くなりました。終了後、いつまでも三年生が写真を撮りあっている姿も忘れられません。最大行事の樹咲祭は温かく支えてくれる先生のもとで、楽しさを爆発させてくれました。今回は前日に開会式でパフォーマンスをやりましょうと校長室を訪ねてくれた生徒がいて、開会式に寸劇を披露できたことはいろいろな意味で私にとってのいい思い出です。終了後の後片付けの素晴らしさにも感動しました。後片付けといえば、年何回か実施のワックスがけの時も終了後に先生方と共に遅くまで丁寧に水洗いをしてくれている皆さんの姿にも、富高生の素晴らしさを感じました。
 運動部も文化部も大会にはできるだけ足を運びました。それぞれに新しい発見があり感動がありました。今年は特に 総文祭やインターハイが行われ、関わる部分も多かったですが、中でも、陸上競技部の総体で、その最終競技のマイルリレー決勝は、目まぐるしく順位が変わる中で、最後の直線で他を引き離し第二位になった姿は感動もので今でも目に焼き付いています。大会前に部員から全校応援たのみます、と言われながら実現できなかったのを申し訳なく思いながら、みんなに見せたかったなーという気持ちでいっぱいになりました。なんとか全校応援をという気持ちで、担当の先生にご尽力いただき野球の夏の大会でそれが実現しました。私の最大の夢が叶いましたが、皆さんはどう感じてくれたでしょうか。オリンピックの女子スケートパシュート競技でも、個人ではとてもかなわない選手に、一致団結することで金メダルを手にしたことは記憶に新しいところです。学校も同様にチームとして一つになるということはとても大事なことで、自分たちが持っている力の何倍もの力を出せるのだと思います。様々な場面で気持ちが一つになることの大切さを忘れずにいてほしいと思います。
昨年修学旅行で一緒に台湾に行かせてもらいました。最初はシンガポールがよかったなと言っていた生徒の気持ちを百八十度変えたのは、訪問した高校の千人以上の全校生徒による歓迎の出迎えでした。皆さんにとって貴重な経験になったと同時に大きな財産にもなったと思います。そして、その新幹線の中で同席した生徒が「校長先生のブログ見てると富谷高校好きなんだなあって思います。」と言ってくれた一言は忘れられません。私はみんながいる富谷高校が大好きです。みんなもそうだと信じていますが、これから新しい場所でも自分のいる場所を愛してほしいと思います。毎年本校に収穫した野菜をもってきてくれる幼稚園児がいますが、今回は引率の先生が本校の卒業生でした。その先生が「私この学校大好きなんです」と何気なく言ってくれた一言も忘れられません。忘れられないといえば、こんなこともありました。暑い夏の日に昇降口前で草取りをしている私のところに来て、ペットボトルを差し出してくれた三年生の女子生徒がいました。うれしかったです。また、通学指導のため濡れながら交差点に立っていた先生に傘を差しだしてくれた生徒もいました。ありがとう。そんなやさしさがこの学校にはあふれているのです。好きさこの学校がいつまでも。卒業後も多くの人がそんな思いをもってくれることを期待しています。
他にも、みなさんとの思い出は尽きません。校舎内に響く弦楽や吹奏楽の演奏、元気あふれるダンスパフォーマンス、グランドや体育館に響く運動部の元気な声、笑顔で返してくれる挨拶、一人で頑張り続け復活に導いた合唱部、中庭での楽しそうな姿、校長室前を通るにぎやかな声、どれをとっても癒しを与えてくれるみんなの姿でした。その中でもみなさんがしてくれる笑顔での挨拶は何よりも心をあたたかくしてくれました。オリンピックカーリング女子でも笑顔がもたらしたパワーにははかり知れないものがありました。笑顔は大きな力を与えてくれます。笑顔を忘れずに日々の生活を送ってください。
また、昨年富谷市誕生に際しては、様々な場面で皆さんが中心となって協力してくれました。そのことが富谷市との連携を強いものにしてくれました。本日もお忙しい中で市長様議長様教育長様と三人の方が、そろって出席していただいたことがその証だと思います。お忙しい中ご出席いただきありがとうございます。後輩の皆さんもぜひこの絆をより一層強いものにしてください。
 平昌オリンピックで、本校七回生の高橋弘篤選手がスケルトン競技で出場したことは、私たちにとてもうれしく励みになるできごとでした。高橋選手は競技者として素晴らしいだけでなく、人間としても後輩たちがその背中を見てついていくような優れた方だという新聞記事がありました。オリンピックでは様々な感動をもらいましたが、そんな素晴らしい先輩がいるのだということも私たちの胸に刻んでおきたいと思います。
 オリンピックといえば、NHK冬季オリンピックのテーマソングとして流れていた、SEKAI NO OWARIのサザンカという曲の一節にある、「夢を追う君へ 思い出して くじけそうなら いつだって物語の主人公が立ち上がる限り 物語は続くんだ」という歌詞にあるように、この先、くじけず最後まで夢は追い続けてください。
 最後に、何度もお話ししている稲盛和夫氏が京セラフィロソフィーの中で言っている「利他の心」についてのお話をします。自分だけが良ければいいという利己主義の利己の心ではなく、本校の朝の雪かきにみられるように、自分を犠牲にして他の人を助けようとする利他の心で生きてください。人に良かれという心は視野を広くし正しい判断をもたらし、周りの人も協力してくれます。思いやりに満ちた利他の心を大事にしてください。
 卒業生の皆さんは加藤学年主任の下で強いチームワークを持った先生方に見守られながら、富谷高校が持つ素晴らしい雰囲気をさらに素晴らしいものにしてくれました。最後にもう一度言わせてください。君たちは素晴らしい。そんな皆さんの限りなく健やかで幸多き前途を心からお祈りするとともに、ご多忙の中ご臨席賜りましたご来賓の皆様、保護者の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、式辞といたします。

平成三十年三月一日
宮城県富谷高等学校長 横田 宏明

明日から3月、卒業式です 横田No.242

   

 明日は卒業式です。今日は1時間目に1年生の担当クラスが体育館の準備をしてくれました。準備が整ったところで、授賞式そして卒業式予行が行われました。
 同窓会の役員の方が来校し、同窓会入会式が行われ、各クラスの幹事がみんなに紹介されました。今後とも富谷高校との縁を繋げて欲しいと思います。
 昨日紹介した芸術ロード構想ですが、早速本日芸術ロードが完成しました。今後、壁に下げることができる工事をしながら、さらにバージョンアップしていければと思います。廊下を通す生徒達が、飾られた作品について話している様子が伺えました。
 明日は天気が心配されますが、みなさん気をつけて登校してください。昇降口で行なわれる保護者の方の受付の準備も完了しました。お車でお越しの保護者の方も多いかと思いますが、西側の門が入り口となります。駐車場の係りの指示に従い駐車してください。

卒業式まであと2日です 横田No.241

   

 1階コモンホールには送られてきた祝詞が掲示されました。卒業式へ向けての準備が着々と進んでいます。
 今朝も生徒会メンバーはあいさつ運動をしてくれていました。
 昇降口には15日に行われる献血への協力を訴える看板が設置されていました。
 1階には美術作品が展示されていますが、2階廊下には写真部の作品が展示されています。これからは校長室前の廊下に作品を集め芸術ロードできればなあなどとも思っているのですが…

快晴の空の下 横田No.240

   

 今日は雲ひとつない快晴でした。泉ヶ岳はもちろん蔵王も綺麗に見えました。やっぱり青空は気持ちも晴れやかにしてくれます。みんなの心がいつも晴れやかでありますように!

ベガルタ開幕です 横田No.239

   

 サッカーJ1ベガルタ仙台の今シーズン最初の試合が、ユアテックスタジアム仙台で行われました。柏レイソルに1対0で勝利し、幸先の良いスタートとなりました。今シーズンも富谷高校サッカー部が担架要員やボランティアスタッフとして活躍しています。
 スタジアムに通じる道路のマンホールの一部が、ベガルタ仕様に変更になっていました。今度路面にも注意してみてください。
 午前中、学校に立ち寄ると、1階のホールで弦楽合奏部が練習していました。弦楽の音色が響く校舎は、とても素敵です。
 今日も家の中に暖かな日差しが降り注ぎ、部屋の中はポカポカでした。いつもはストーブから離れない愛犬達も、暖かな日差しのもとで気持ちよさそうに昼寝をしていました。

ちょっとだけ春の気配が 横田No.238

   

 今日はいつもより気温も上がり、春の気配も感じられる日でした。
 家の前の雪もだいぶとけ、地面からは水仙の芽が出て、お隣のコブシの蕾も膨らんできました。
 ただ、我が家の愛犬だけはストーブの前から離れようとせず、まだまだ冬と同じでした。

プレミアムフライデー1周年 横田No.237

   

 もう1年になるのかという思いで、今日のニュースを聞きました。私は無縁の世界ですが、なんとかソフトバンクのスーパーフライデーの恩恵を受け、牛丼をいただきました。
 今日で試験も終わり、部活動が再開されました。怪我のないように頑張ってください。
 昨日のアルバムに続き、生徒会誌の碧雲も出来上がりました。来週の木曜日は卒業式なんですね。
 今朝の校舎の後ろに見える雲がとても綺麗でした。ご覧ください。

光の春 横田No.236

 

   

 寒さは厳しいが、日1日と輝きを増す日差しにいち早く春を感じる「光の春」。今朝の日差しを受けた私の影もだいぶ短くなり、春が近づいていることを感じさせてくれます。
 本校では一週間後に旅立ちの春を迎えますが、本日完成した卒業アルバムを受け取りました。
 午後から、仙台三桜高校へ出張でしたが、気温が低い中でも、日差しには春の暖かさを感じました。学校に続くフェンスには横断幕がたくさん飾られていました。
 今日は2月22日。カレンダーでは22日の上には15日があるということで、今日もローソンではイチゴがのったプレミアムロールケーキが販売されていました。

土について 横田No.235

   

 今日の毎日新聞の近藤勝重さんのコラム「しあわせトンボ」の題は「土について」でした。その中でテレビドラマ「北の国から」の中でとりわけ印象に残った場面として次の一節が紹介されていました。「主人公の純が中学卒業後、トラックに便乗させてもらい上京する場面。父親が運転手に1万円さつ2枚を封筒にいれて渡すが、札の隅に泥がついていた。「お前の父親の手についていた泥だろう。オラは受け取れん。お前の宝にしろ」そう言う運転手に、純は土にまみれて働く父親を思い出し涙を流す。胸にくるシーンだった。」というものです。ほんとジーンときますねえ。そして、もう一つこのコラムの最後に次のような一節もありました。「北朝鮮の脅威が言われ、国際社会の緊張も高まっている。…谷川俊太郎氏の「平和」という詩にある「平和/それは花ではなく/花を育てる土」がしきりと浮かぶ。」というわけで、本日は雪がとけ土の匂いが漂い始めた校庭と、技師さん達が地植えしてくれたパンジーの写真を載せてみました。皆さんは「土」に何を感じますか?
 午後からは、校医さんを招いての学校保健委員会が開かれ、生徒達の健康について資料をもとに確認しました。また、評議員の方を招いての学校評議員会が開かれ、富谷高校の今年1年の取り組みについてご意見をいただきました。ご出席いただいた皆様、ありがとうございました。

学年末考査がはじまりました 横田No.234

   

 青空が応援する中、学年末考査がはじまりました。今週は今日と同じように天気にも恵まれそうなので、あとはインフルエンザの予防に努めながら、しっかり頑張って下さい。
 昨日から後期入試の出願が始まっています。今日は大安吉日のせいか、たくさんの願書が届きました。木曜日に出願者数が発表になる予定です。
 放課後に、生徒手帳などに使用する個人写真の撮影が行われました。学年主任の先生から服装などのチェックを受け写真撮影に臨んでいました。写真屋さんは手際よく撮影していました。