2025年2月の記事一覧
マイプロジェクトアワード(2月1日)
2月1日(土)、東北大学青葉山コモンズで行われた「マイプロジェクトアワード 宮城県summit」に本校の生徒8名(2グループ)が参加しました。
この取り組みは全国の高校生が自分自身の実現したいこと/ 変えたいことをテーマにプロジェクトを立ち上げ、正解のない問題に向き合い、実際にアクションをすることを通じて学ぶもので、今回は宮城県内の高校生約60グループがエントリーしています。本校からは、フラワーパークを設置して、3世代間の交流と富谷市の活性化を目指す「フラワーパークをつくり地域を盛り上げる!」と、子どもたちが意見を言いやすい環境を目指して研究を進めている「捨てないで!!your opinion」の2グループが出場しました。
富谷高校では「地域(富谷)の課題解決」という大きなテーマのもと、各グループが研究を進めていますが、他校では技能実習生との交流を図る取り組みや、納豆のネバネバについて研究しているグループなどもあり、同世代の高校生が行っている取り組みを聞いて良い刺激になったようです。
”届けよう、服のチカラ”プロジェクト 感謝状が届きました。
本校の持続可能な開発のための教育(ESD)活動の一環として取り組んでおります“届けよう、服のチカラ”プロジェクトが、富谷市の皆さま、そして県内外の多くの皆さまのご支援、ご協力をもって今年度の活動を無事終えることができました。本当にありがとうございました。
難民の子どもたちに服を届ける活動を通して、世界とつながり、地域の皆さまとつながっていることを学べる貴重な活動となりました。あらためまして、ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。
第3回 富谷市の未来について考える市民ワークショップ
2月9日(日)に東向陽台公民館において、『第3回富谷市の未来について考える市民ワークショップ』が開催されました。
未来の富谷市について、年代を越えて熱い議論が交わされました。この市民ワークショップは、2026年から施行される新たな『富谷市総合計画』の策定に向けたもので、第1回から8名の本校生徒が連続して参加しています。なお、現行の富谷市総合計画は、本校の課題研究において、地域課題を知るための教材として活用しています。
地域と共にある富谷高校として、地域における生徒の活躍の場を広げていきます。
1月28日(火)2学年・地歴公民科 主権者教育「出前選挙講座」
富谷市選挙管理委員会の職員の方を講師としてお招きし、これから数ヶ月で有権者となる2学年生徒を対象に「出前選挙講座」が開催されました。
選挙の意義のみならず、公職選挙法を学習して、最後にコモンホールに模擬投票所を開設し、本番同様の模擬投票を行いました。「投票」行為そのものは意外と簡単だったのですが、どの候補者に投票するか、投票先を「選ぶ」のは大変難しいという感想が多かったです。本番前の貴重な経験となりました。
留学生ウイリアム・ウキラ君の修了式
1月31日(金)に留学生修了式を行いました。
9月から留学生として受け入れているウイリアム・ウキラ君がアメリカに帰国します。ウイリアム君は日本語の学習だけではなく、学校行事などにも一生懸命取り組んでくれました。特に修学旅行に参加したことで、2年生の生徒たちと多くの思い出を共有できたようです。日本の文化を積極的に理解しようとする姿勢は、異文化理解の観点から富谷高校生に良い影響を与えてくれました。
日本での経験をこれからの人生に役立てて、さらなる飛躍を期待しています。
令和6年度 第4回とみやわくわくミーティング
1月28日、本校人文講義室を会場に『とみやわくわくミーティング』が開催されました。富谷市長若生裕俊様、宮城大学事業構想学群准教授佐々木秀之先生をお招きし、「若者にとっての選挙について~若者の選挙への関心を高めるには~」をテーマにして本校2年生16名が参加して活発な議論が交わされました。
同日には本校公民科と富谷市選挙管理委員会が主催する「主権者教育に関する講演会」がおこなわれ、生徒たちは模擬投票にも参加しました。その経験を踏まえて、富高生目線で様々な意見が出されました。
まず目立ったのが、「思っていたより投票は簡単だった」という意見です。選挙に行った経験がない高校生にとっては、たとえば候補者の氏名が投票所に掲示されていることや筆記用具が準備されていることも新鮮な気づきだったようです。どうやって投票すれば良いか分からない状態が、投票を妨げる心理的な要因になっているのかもしれません。また、本題の「若者の投票率を上げるには」については、「候補者についてよく知らない」ことが主な原因なので、候補者の情報を周知するための手段について多くの意見が交わされました。「SNSを活用すべき」「インターネットで広告を出してみては」「公共交通機関の車内アナウンスで候補者の情報を流す」「学校に来て演説会をしてもらう」などのアイデアが提案され、生徒一人一人が真剣に問題と向き合う姿が見られました。少々残念だったことは、候補者の情報を周りから与えられるためのアイデアばかりで、自ら知ろうとするためのアイデアが無かったことです。政治や選挙を知ろうとする姿勢、主体性を育てることの大事さを改めて痛感しました。
このミーティングの内容を、参加しなかった生徒とも共有して、選挙を自分事として考えられる富高生を育てていきたいと思います。