地域の課題に挑戦する富高生の今!
2学年 課題研究テーマ検討会&大学模擬授業を開催しました!
11月16日(木)、2学年T-time(総合的な探究の時間)における課題研究の一環で、「テーマ検討会+大学模擬授業」が行われました。県内7つの大学の9人の先生方を講師としてお招きし、5校時は生徒による研究企画書の発表、6校時はそれぞれの先生方からの講義という内容でした。
生徒の感想を一部紹介します。
〇「正解」は1つではなく、自分なりの「正解」を見つけることが大切だということがわかりました。今の私は偏差値にとらわれているけれど、偏差値は「学力」だけではなく、それぞれの分野で偏差値があることに気づかされ、自分が偏差値を伸ばしたいと思えることを見つけたいと思いました。
〇良い道路とは、10の指標をどれだけクリアしているのか。イギリスの人は環境づくりに非常に積極的なのだと思いました。日本の道路ももっと安全で環境に適したものになるとよいと思いました。
〇先生が一人ひとりの目を見ながら真剣に、生徒の意見と向き合い、否定するのではなく「なるほど、そんな見方もあるよね。素晴らしい。」と受け入れてくださった姿を見て、福祉のスペシャリストなんだなと感じさせられました。
富谷市講演会
2学年T-time(総合的な探究の時間)における課題研究の一環で、富谷市講演会が開催されました。
9月12日には富谷市の若生市長より~「住みたくなるまち日本一」の実現を目指して~をテーマに「富谷市総合計画」に基づいた富谷市の課題や取り組みについてお話をいただきました。
10月17日と19日には富谷市役所の全7部(企画部、総務部、市民生活部、保健福祉部、経済産業部、建設部、教育部)の部長の方々から、富谷市のまちづくりや現状について、詳しく講演をいただきました。
生徒の感想を一部紹介します。
・富谷市の課題や他のまちより長けている部分を詳しく知ることができてよかったです。
これからグループ発表があるので、今日聞いてわかったことや、気になったことに基づいて良い発表にしたいです。はちみつやブルーベリーも食べてみたいと思いました。来年のスイーツフェスティバルに行こうと思います。市長さんのテレビ出演を観てみたかったです。
研修ツアー
8月24日、2学年の研修ツアーが行われました。
地域における課題やSDGsに取り組んでいる施設等(企業や団体、自治体等)を見学し、職員の方々からのお話や講義、またワークショップ等を通じ、課題の発見、分析と解決方法などについて学んできました。
今後の課題研究に向けて、とても有意義な1日となりました。
ReRoots
アクアイグニス仙台
コープこども食堂
(株)ナカリ
秋保ヴィレッジ
成田セットセンター(水素事業)
(有)千田清掃
富谷市役所養蜂事業
富谷市民俗ギャラリー
収穫祭を終えて(受賞者表彰式・インタビュー)
4月28日(金)に、収穫祭(課題研究発表会)で第1位~第3位となった3グループの表彰式を行い、それぞれの班に、収穫祭を終えての感想や考えたことをインタビューしました。班員一人ひとりが学びを得ることができた収穫祭になったようでした。以下、一部ご紹介します。
なお、受賞者の発表スライドは本校1階コモンホールに掲示してありますので、ぜひご覧ください。
第1位(持続可能なまちづくり大賞):経済産業部9班 「富谷市の知名度UP政策」
発表には、いい緊張感で臨めた。練習の段階から自分のパートは30~40回ほど、プレゼンテーションの練習をし、会場全体に伝わるように工夫を重ねた。自分ひとりでは出来ないことも、チームで協力することで乗り越えられた。
第2位:市民生活部3班 「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」
代表になって、自分たちが調べたことを、様々な人たちに知ってほしいと思った。肥料を実際につくって検証したことで、ものを捨てるときに、一度立ち止まって考えるようになった。日常生活で街に出るときも、問題は無いかなど、課題意識をもって歩くようになった。
第3位:経済産業部1班 「魅力的な歴史で「何度も行きたくなる町、富谷」を目指すには」
内容は自信があったので、3位で悔しかった。まだ、やり足りない感じがしている。もっと突き詰めて研究したい。例えば、地域の課題に対して、今回は観光・歴史の観点から解決策を考えたが、他のアプローチから新しい解決策を考えてみたい。また、収穫祭で他の班の発表を聞いたことで、多くの発見があり、新しい着想が湧いた。最後まで粘って、納得のいくものを発表することができた。
収穫祭本選を終えて(田渕校長先生との対談)
収穫祭において「Don't be shy. Let's think positively!! 生徒中心の授業を目指して」というテーマで発表を行った教育部7班が4月27日(木)に校長室を訪問しました。
教育部7班は、2年次の授業の際、ALTの先生から「もっと積極的になりましょう」と言われたことをきっかけに、自分たちの授業の受け方に課題意識を抱き、授業のあり方について研究を深めてきました。
校長先生との対談では、収穫祭での研究発表をもとに、特にグループワークのあり方について意見を交わし合いました。校長先生と積極的に意見を交わすことができ、研究を一層深める契機となりました。