学校ブログ(カリヨンの調べ)

カリヨンの調べ2022

トルコ・シリア地震に関する緊急募金

2月6日にトルコ南東部とシリアの国境において,M7.8の大地震がありました。ユネスコ委員会の生徒達は,緊急委員会を持ち募金活動をすることに決めました。2月28日・3月2日に,昇降口などに立って生徒と先生方に募金の協力を呼びかけ,2日間で集まった金額は22,610円になりました。

この寄付金は3月17日に「富谷ユネスコ協会」会長増田さんに来校いただいてお渡しいたしました。「日本ユネスコ協会」を通じて被災地の方々に役立てていただく予定です。

 

2022アートマイル報告

富谷高校は,海外の高校生と1年間の交流をしつつ,そのまとめとして《SDGs達成の想いを込めた壁画》を協働制作=「アートマイル」活動をしています。今年は8年目の取り組みで,パートナーは,サウジアラビアの高校International Programs Schoolでした。 今年のテーマは「SDGs#12 つくる責任つかう責任 」。持続可能な世界の実現のため《私達の消費行動が世界を変えることにつながる》ことを伝えるために,SDGs#12のロゴマークを絵のモチーフとして使いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

壁画で伝えたいメッセージは3つです。

1つ目は「責任を持って製造された製品」を使うこと,2つ目は「賢い消費者」になること,3つ目はこれを実現するために私たちの国や地域が努力をしていることです。 

絵に描いた題材についての説明は以下です。

・私たちの消費行動を変えることで世界を良い方向に変えていくことができることを象徴するために,SDGs#12の矢印マークを描きました。

・矢印の外側に,SDGsが達成されない荒廃した世界を描きました。食物を捨てている人がいる一方で、空腹な人もいる状態,海にプラスチックの袋やゴミが捨てられている状態,木々が切り倒されて切り株だけの山の状態,工場などから煙などが排出されて大気が汚れている状態です。

・矢印の内側に,現在の問題の実践とそれによって残すことが出来る自然や文化を描きました。富谷高校が描いたのは理想的で美しい日本の四季です。春として,桜の木と花の周りを舞うチョウチョたち,夏として,青い空と青々としげる山々の木々のある自然,秋として,紅葉で色が変わった木と木の実や穀物,冬として,トナカイ,雪だるま,かまくらを描きました。

・矢印の内側に,両国を象徴するものを描きました。富谷高校が描いたのは,日本地図,富士山,紅白の格子模様,竹,城、羽ばたく鶴です。鶴は折り紙から平和に発想を飛ばし,現在の世界でも戦時下にあるウクライナなどへのメッセージも込めています。SDGs12の達成のためには私達がユネスコの理念である「心の中に平和の砦を築いて」頑張らなくてはならないという思いを込めました。

 昇降口に掲示してありますので,ご来校の際には是非ご鑑賞ください!

 

卒業式

3月1日(水)第27回卒業式が行われました。

多くの保護者等の皆様に参列いただき,温かな雰囲気の中,27回生が旅立ってゆきました。

「真理の道を今われら行く 自律の諭しに心に誓い 明日をめざして いざや励まん」

       

  

  

  

卒業式前日

2月28日 27回生の同窓会入会式と授賞式が行われました。

主な表彰者

功労賞 美術部員4人 イラスト同好会員1人 吹奏楽部員10人

皆勤賞 34人 精勤賞 15人

いよいよ明日は卒業式。

明日を夢見て いざや歩まんともに ああ青春に希望あり

主権者教育に関する講演会と模擬投票

1月31日(火)6校時に,2学年全員を対象に『主権者教育に関する講演会と模擬投票』を行いました。宮城県選挙管理委員会の堀口陽平様,阿部和将様を講師として,選挙の仕組みや選挙の際に注意すべき点などを講演していただきました。その後,実際の投票用紙や投票箱を用いて模擬投票を体験しました。

 

○生徒の感想の一部を紹介します。

・投票することが私たちの未来の発展に繋がることを知りました。政治や日常生活に不満を言うのではなく,「投票」を行うことで自分の未来を守っていこうと思った。

・もうすぐ自分も選挙権を持つことになるので,若者の一票の大切さが分かって良かった。

・若者が政治に無関心になると若者の声が届かなくなり,悪循環に陥ることが分かった。