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学校ブログ「カリヨンの調べ2025」

【1学年SDGs課題学習①】

1年生がこれから本格的に課題学習に取り組むにあたり、最初の題材として「世界の人々と様々な文化・生活を知ろう」というテーマで調べ学習と発表を行いました。

 SDGsは地球規模の課題を扱うものですが、そもそも世界に暮らす多様な人々について理解がなければ、効果的な実行や新しいアイディアは生まれません。さらに、異文化を「理解不能」として片づけてしまえば、相手に自分の思いを届けることもできません。そこで、まずは“世界の多様さに触れること”から学びを始めることが大切だと考え、今回のこのテーマを設定しています。

 授業では、YouTubeに公開されている各地の民族の文化や楽器・踊りの映像をきっかけにして。映像から興味をもった国や地域を選び、それぞれが衣食住や歴史、宗教、自然環境などに視野を広げながら調べを進めました。一人ひとりで調べた内容はレポートにまとめるだけでなく、動画や画像を交えてわかりやすく紹介する工夫を加え、最終的に各班でまとめてクラス内で発表し合いました。

 発表を通して、生徒は自分とは異なる文化や生活様式を「面白い」「不思議だ」と感じながらも、それがその地域で生きる人々にとって大切な意味を持つことを理解しました。友達の発表を聞くことで、自分が選ばなかった国についても知識が広がり、「世界」をより立体的に捉えることができたようです。

 今回の活動は、これから行うSDGs課題研究に向けた基礎固めです。まずは「世界を知る」ことから出発し、異なる文化や価値観を理解する姿勢を育てることで、生徒たちは自分自身の学びをより広い視点から深めていくことができるはずです。

 

 

 

 

【第60回 国際理解に関する弁論大会 結果報告】

 9月2日(火)に本校を会場として第60回国際理解に関する弁論大会(兼第72回国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール宮城県予選)が行われました。この大会は留学やボランティア活動などの学習や体験・実践を通し、高校生が国際的な課題について考えていることを発表する大会で、県内15名の高校生が参加しました。本校からは4名の生徒が出場し、「あなたが国連の総会議場で自由にスピーチすることができるとしたら、何を訴えるか。―子どもが平等に夢を持てる世界―」というテーマで出場した2年生の三浦暖花(みうらほのか)さんが見事優良賞を受賞しました。受賞おめでとうございます!

【“届けよう、服のチカラ”プロジェクト】

 9月6日(土)樹咲祭の一般公開が行われ、多くの方に富谷高校の文化祭をご覧いただきました。

 樹咲祭では、ユネスコ委員が「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」の一環として、子ども服の寄付を募りました。「“届けよう、服のチカラ”プロジェクトは、ファーストリテイリングがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携して行う、小、中学生と高校生を対象とした参加型の学習プログラムです。難民の子どもたちへの支援として、着なくなった子ども服を回収し届けることで、SDGs12「つかう責任・つくる責任」に貢献することを目指しています。本校はユネスコスクールとして、このプロジェクトに毎年参加しています。ユニクロ・GUさんの協力のもとユネスコ委員が中心となり、樹咲祭では多くの方から子ども服の寄付をいただきました。また、当日は成田中学校のみなさんからも子ども服の寄付をいただくことができました。今後は成田小学校、成田東小学校の協力も仰ぎ、さらに子ども服の回収を進める予定です。

 寄付いただいた服は、このあと世界中の子どもたちのもとへ届けられます。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。引き続き、この取り組みにご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いします。

【樹咲祭2025開催!】

 9月5日(金)~6日(土)に富谷高等学校文化祭「樹咲祭」が開催されました。5日の校内発表から大いに盛り上がり、6日の一般公開では、ステージ発表・展示・各種出店に、保護者の方々、近隣の中学生や卒業生など多数の皆様にご来場いただきました。本当にありがとうございました!

 

【第31回樹咲祭2025ポスター決定!】

 今年度の富谷高校文化祭「樹咲祭」にあたり「ポスター原画コンクール」を開催し、3年:山内星奈さんの作品が優秀賞となり、今年度の樹咲祭ポスターに選出されました。今年度のテーマ(オレンジ色の青春・・・)に合わせて背景をオレンジ色調にし、キャラクターデザインや画面構成~バランスなど試行錯誤しながら描きました。あらためておめでとうございます!
 今年度の「樹咲祭」の一般公開日時は、9月6日(土)9:00~14:00となっています。なお、来場の際は公共交通機関をご利用くださいますようお願いします。

【第59回 宮城県高等学校国際理解生徒研修会】

 7月19日、聖和学園高等学校で「第59回 宮城県高等学校国際理解生徒研修会」が開催されました。研究会の会長は本校校長先生で、県内13校から56名の高校生たち(本校からはECC国際部の8名)が参加しました。


 第一部は、本校26回卒業生で秋田大学国際資源学部4年の高橋渚生氏による講演。米国留学や政府主催の国際交流「東南アジア青年の船」への参加、TOEIC945点の語学力など豊かな経験をもとに、「英語、世界、そして“自分らしさ”へ」と題して、高校生がいま取り組むべきことについてのヒントや力強いメッセージをいただきました。第二部は、模擬国際会議のワークショップ。会場を世界地図に見立て、生徒たちは各国のリーダーとなり、国際情勢を踏まえた貿易や協力などの国家間交渉を体験しました。


 参加生徒からは、「普段の授業では得られない刺激を受けた」「自分の視野が広がった」といった感想があり、国際的な視点が得られる有意義な研修となりました。

【1学年・ESD講演会(人文分野)】

 7月3日(木)の5・6校時に、1学年を対象としたESD講演会(人文分野)が開催されました。ファーストリテイリング本部より 山下 昌良 様を講師にお招きし、「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」についての講演を実施しました。難民問題やSDGsの17のゴールについて考える貴重な機会となりました。

 山下様からは、難民とはどういった状況に置かれている人なのか、世界で何が起こっているのか、そして私たちにできることは何なのかを、生徒たちに問いかけたり、コミュニケーションをとりながら、わかりやすく説明していただきました。生徒たちも積極的に質問を重ね、プロジェクトに対する意識をさらに高めることができました。

 

【祝!! 第45回高校生英語弁論大会、東北大会出場!!】

 6月25日(水)に本校を会場として第45回高校生英語弁論大会、宮城県代表選考会が行われました。この大会は将来を担う高校生が、国際理解、国際交流、国際協力などに関する主張を英語で発表する大会です。事前に録画された発表を宮城県国際化協会、国際協力機構東北センター、仙台観光国際協会の方々に審査をしていただきました。応募したのは県内13名の高校生で、本校からも2年生の大友海槻(おおともみつき)さんが「The Connection between Poverty and Food」というテーマで出場しました。力作揃いの発表で審査も長時間にわたりましたが、大友さんの発表が見事に最優秀賞を受賞しました。弁論の内容だけでなく、発表時の表情や発音も高い評価を得たようです。

 県大会での最優秀賞ということで、宮城県の代表として東北大会にも出場しました。7月1日(火)に青森県で審査が行われ、惜しくも全国大会出場とはなりませんでしたが、東北大会でも優秀賞を受賞することができました。受賞おめでとうございます!

【NHK仙台「てれまさ美術部」で紹介されました】

 5月26日(月)のNHK仙台「てれまさ」の「てれまさ美術部」で、本校美術部が制作したやっぺぇオブジェが紹介されました。今回のテーマは「運動会」で、表彰台の上で徒競走・玉入れ・綱引きをしているやっぺぇとカエルを表現しました。キャラクターやその動きなど、細部まで丁寧に制作しました。

 

【1学年・ESD講演会(国際分野)】

 5月22日(木)5・6校時に1学年を対象とした、ESD講演会(国際分野)が開催されました。宮城県国際化協会(MIA)より、6ヵ国・6名の諸外国の先生をお招きしました。各国の歴史・地理・自然などの概況と、日本との関わりやその違い、また各国の言語や音楽などの文化をプレゼンテーションしていただき、各クラスで生徒との国際交流を深めました。質疑応答なども活発に行われました。

 【生徒Aさん】

「自分の国の近くに、こんなにも文化の違う国があったことにとても驚きました。どちらの国もそれぞれ魅力がたくさんあって、一度行ってみたいと思いました。今回の講演で、日本以外の国について知ることの楽しさや、他国と日本の関係を知ることができました。」

 【生徒Bさん】

「他の国は、文化や食べ物、環境が日本と全然違っていたので、初めて見る、初めて知ることばかりでとてもためになりました。そして、楽しかったです。今後は、また、違う他の国にも興味をもって調べられたらいいなあと思いました。」