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学校ブログ「カリヨンの調べ2025」

【届けよう、服のチカラプロジェクト】

 本校はユネスコスクール活動の一環として、株式会社ユニクロ主催の「”届けよう、服のチカラ”プロジェクト」に参加しています。ファーストリテイリングがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携して行う小・中・高校生を対象とした参加型の学習プログラムです。難民の子どもたちへの支援として着なくなった子供服を回収し届けることで、SDGs12「つかう責任・つくる責任」への貢献を目指しています。

 9月6日(土)の樹咲祭では、ユネスコ委員がプロジェクトの一環として子供服の寄付を募り、来場者から子供服の寄付をいただきました。

 また、当日は、成田中学校代表として生徒会のみなさんから多くの寄付をいただきました。

 そして、10月には成田小学校・成田東小学校にも協力を仰いで、多くの寄付をいただくことができました。その後、回収したすべての子ども服を1年生のユネスコ委員を中心に仕分け作業を行い、今年度の発送が完了しました。寄付していただいた服は、今後世界中の子どもたちの元へ届けられます。ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。引き続き、この取り組みにご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いします。

 

【令和7年度 キャンパスツアー】

 11月5日(水)、12日(水)に1年生のキャンパスツアーを実施しました。今年も3クラスずつに分かれて山形大学の小白川キャンパスを訪問しました。大学の概要説明や施設見学の他に、文系と理系に分かれて模擬講義も受講しました。

 これまでT-timeでの進路学習を通して、学問や大学についての学びを深めてきた生徒達ですが、今回は実際の大学の雰囲気や大学の講義を肌で感じるよい体験ができたと思います。12月には進路行事として「進路型別ガイダンス」も控えていますが、この経験を今後の進路選択に是非繋げてもらいたいものと思います。

 

 

【高校生マナーアップフォーラム2025】

 11月5日(水)、宮城県庁講堂にて、高校生マナーアップフォーラム2025が開催されました。富谷高校からは生徒会長の瀬下さんが代表生徒として参加し、県内の各校の高校生と「身近なマナー、その課題」について講演を聞き、東北芸術工科大学の学生がファシリテーターとなってワークショップに取り組みました。

 当日は各校の生徒らと様々な場面を想定し、「どんなマナー違反があるのか」、「それをどう無くしていけるか」など意見交換を行い、マナー意識の向上について考えました。

【富谷小学校への出前授業】

 富谷小学校にて、生徒会執行部の生徒8名が科学教室(出前授業)を行いました。これは、小学3年生の総合的な学習の時間における郷土学習の一環として、地域特産物であるブルーベリーを題材に毎年実施しているものです。
 授業では、まずブルーベリーに関するクイズに取り組み、児童の興味・関心を高めました。その後、小学校で収穫されたブルーベリーから果汁を搾り、クエン酸や重曹を加えて色の変化を観察しました。
 元気いっぱいの児童たちとともに、楽しく充実した授業を行うことができました。

  

【全国発酵甲子園 高校生ピッチコンテストに出場しました!】

 10月11日、富谷中央公民館で開催された「全国発酵甲子園 高校生ピッチコンテスト」に、本校から5名の生徒が出場しました。

 このコンテストには全国の高校生が集まり、発酵食品に関する商品開発についてプレゼンテーションを行いました。本校のチームは「赤酢」をテーマに発表を行い、独自の視点と工夫が評価され、サスティナブル賞(mizkan賞)を受賞しました。

 副賞として、愛知県半田市にある「ミツカンミュージアム」への招待もいただきました。

 ご来場いただいた皆様、そして応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます。

【芸術鑑賞会】

 晴れ渡る秋空の下、3年ぶりに芸術鑑賞会が仙台銀行ホールイズミティ21大ホールにて行われました。今年は「京劇・川劇『変面』・中国雑技・コミカルショー」を鑑賞しました。

 京劇では『覇王別姫』から虞姫の剣舞、『孫悟空』から悟空と白骨精の戦いのワンシーン、雑技は柔術、流星(ロープの先に錘をつけた武器)、ヘッドバランス、椅子芸などを鑑賞しました。京劇の華やかな衣装と独特の節回しや音楽、人間技とは思えないアクロバティックな妙技の数々、瞬時に次々変わる面など、日頃目にすることのできない興行の数々に、あっという間の90分でした。演者の方が客席に下りてきて握手をしたり、チャレンジコーナーでは生徒が雑技やコミカルショー、京劇のワンシーンに参加したりするなど、客席と一体となった親しみのある会となりました。また、多くの保護者の皆様も鑑賞していただきました。

 設備の整った施設でこうした舞台を見る機会は多くありません。当日の移動の仕方や鑑賞マナーの貴重な学びの場となりましたが、「いいものを見た」「楽しかった」と後々まで心に残るような経験になっていれば最高です。

 

【TMYアルカス活動】

 10月17日(金)イオンモール富谷店にて、大和警察署・地域防犯協会の方々と一緒に、非行防止等キャンペーン~チラシ啓発物の配布・呼びかけのボランティア活動を行いました。

★TMYアルカス(富谷高等学校)とは、富谷高等学校の生徒で結成している健全育成ボランティアです。主体的に健全育成活動や非行防止活動に参画することにより自ら規範意識・防犯意識を高めるとともに、生徒たちの視点から保護者や地域住民により良い地域環境づくりを目指して活動しています。

(宮城県防犯協会連合会HPより)

【生徒部講演会~後期生徒総会】

 10月16日(木)生徒部講演会~後期生徒総会が開催されました。生徒部講演会では、大和警察署交通課の署員の方から、特に登下校時の自転車マナー・ルールの遵守、事故が起きた際の対処などについてお話を伺いました。

 その後、生徒会執行部役員認証式を経て後期生徒総会となり、新生徒会執行部活動スローガンの発表、各種委員会活動報告、生徒会(樹咲祭)会計報告、生徒からの要望~回答がありました。

「全国発酵甲子園高校生ピッチコンテストに出場します!」

 10月11日(土)、12日(日)に全国発酵食品サミットが富谷中央公民館で実施されます。11日(土)には全国発酵甲子園高校生ピッチコンテストが行われ、本校から5名の生徒達が出場します。現在、富谷市役所の方々や宮城大学の先生の指導を受けながら、発酵力をまちづくりに活かす研究をしています。

 是非、ご来場ください。

  

【1学年ESD講演会を開催しました】

 9月25日(木)の5・6校時に、1学年を対象としたESD講演会(理数分野)が開催されました。
 今年度のテーマは、国際的にも近年注目を集めている「ネイチャーポジティブ(Nature Positive)」です。これは、生物多様性の損失を止め、自然を回復軌道に乗せることを目指す新しい考え方であり、単なる自然保護から「自然の再生」へと舵を切る、世界的な潮流です。

 今回の講演会は、生徒たちが「世界的な視点」と「地域や身近な視点」をつなげて考える貴重な学びの機会となりました。
 詳細は別資料基調講演.pdfにまとめました。

 ESDの理念を大切にする本校では、このような学びを通じて、生徒が持続可能な社会の一員として自らの役割を考え、将来に向けて主体的に行動できる力を育てていきます。今回の経験が、今後の課題研究や日常生活における行動へと結びついていくことを期待しています。

 

【1学年SDGs課題学習①】

1年生がこれから本格的に課題学習に取り組むにあたり、最初の題材として「世界の人々と様々な文化・生活を知ろう」というテーマで調べ学習と発表を行いました。

 SDGsは地球規模の課題を扱うものですが、そもそも世界に暮らす多様な人々について理解がなければ、効果的な実行や新しいアイディアは生まれません。さらに、異文化を「理解不能」として片づけてしまえば、相手に自分の思いを届けることもできません。そこで、まずは“世界の多様さに触れること”から学びを始めることが大切だと考え、今回のこのテーマを設定しています。

 授業では、YouTubeに公開されている各地の民族の文化や楽器・踊りの映像をきっかけにして。映像から興味をもった国や地域を選び、それぞれが衣食住や歴史、宗教、自然環境などに視野を広げながら調べを進めました。一人ひとりで調べた内容はレポートにまとめるだけでなく、動画や画像を交えてわかりやすく紹介する工夫を加え、最終的に各班でまとめてクラス内で発表し合いました。

 発表を通して、生徒は自分とは異なる文化や生活様式を「面白い」「不思議だ」と感じながらも、それがその地域で生きる人々にとって大切な意味を持つことを理解しました。友達の発表を聞くことで、自分が選ばなかった国についても知識が広がり、「世界」をより立体的に捉えることができたようです。

 今回の活動は、これから行うSDGs課題研究に向けた基礎固めです。まずは「世界を知る」ことから出発し、異なる文化や価値観を理解する姿勢を育てることで、生徒たちは自分自身の学びをより広い視点から深めていくことができるはずです。

 

 

 

 

【第60回 国際理解に関する弁論大会 結果報告】

 9月2日(火)に本校を会場として第60回国際理解に関する弁論大会(兼第72回国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール宮城県予選)が行われました。この大会は留学やボランティア活動などの学習や体験・実践を通し、高校生が国際的な課題について考えていることを発表する大会で、県内15名の高校生が参加しました。本校からは4名の生徒が出場し、「あなたが国連の総会議場で自由にスピーチすることができるとしたら、何を訴えるか。―子どもが平等に夢を持てる世界―」というテーマで出場した2年生の三浦暖花(みうらほのか)さんが見事優良賞を受賞しました。受賞おめでとうございます!

【“届けよう、服のチカラ”プロジェクト】

 9月6日(土)樹咲祭の一般公開が行われ、多くの方に富谷高校の文化祭をご覧いただきました。

 樹咲祭では、ユネスコ委員が「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」の一環として、子ども服の寄付を募りました。「“届けよう、服のチカラ”プロジェクトは、ファーストリテイリングがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と連携して行う、小、中学生と高校生を対象とした参加型の学習プログラムです。難民の子どもたちへの支援として、着なくなった子ども服を回収し届けることで、SDGs12「つかう責任・つくる責任」に貢献することを目指しています。本校はユネスコスクールとして、このプロジェクトに毎年参加しています。ユニクロ・GUさんの協力のもとユネスコ委員が中心となり、樹咲祭では多くの方から子ども服の寄付をいただきました。また、当日は成田中学校のみなさんからも子ども服の寄付をいただくことができました。今後は成田小学校、成田東小学校の協力も仰ぎ、さらに子ども服の回収を進める予定です。

 寄付いただいた服は、このあと世界中の子どもたちのもとへ届けられます。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。引き続き、この取り組みにご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願いします。

【樹咲祭2025開催!】

 9月5日(金)~6日(土)に富谷高等学校文化祭「樹咲祭」が開催されました。5日の校内発表から大いに盛り上がり、6日の一般公開では、ステージ発表・展示・各種出店に、保護者の方々、近隣の中学生や卒業生など多数の皆様にご来場いただきました。本当にありがとうございました!

 

【第31回樹咲祭2025ポスター決定!】

 今年度の富谷高校文化祭「樹咲祭」にあたり「ポスター原画コンクール」を開催し、3年:山内星奈さんの作品が優秀賞となり、今年度の樹咲祭ポスターに選出されました。今年度のテーマ(オレンジ色の青春・・・)に合わせて背景をオレンジ色調にし、キャラクターデザインや画面構成~バランスなど試行錯誤しながら描きました。あらためておめでとうございます!
 今年度の「樹咲祭」の一般公開日時は、9月6日(土)9:00~14:00となっています。なお、来場の際は公共交通機関をご利用くださいますようお願いします。

【第59回 宮城県高等学校国際理解生徒研修会】

 7月19日、聖和学園高等学校で「第59回 宮城県高等学校国際理解生徒研修会」が開催されました。研究会の会長は本校校長先生で、県内13校から56名の高校生たち(本校からはECC国際部の8名)が参加しました。


 第一部は、本校26回卒業生で秋田大学国際資源学部4年の高橋渚生氏による講演。米国留学や政府主催の国際交流「東南アジア青年の船」への参加、TOEIC945点の語学力など豊かな経験をもとに、「英語、世界、そして“自分らしさ”へ」と題して、高校生がいま取り組むべきことについてのヒントや力強いメッセージをいただきました。第二部は、模擬国際会議のワークショップ。会場を世界地図に見立て、生徒たちは各国のリーダーとなり、国際情勢を踏まえた貿易や協力などの国家間交渉を体験しました。


 参加生徒からは、「普段の授業では得られない刺激を受けた」「自分の視野が広がった」といった感想があり、国際的な視点が得られる有意義な研修となりました。

【1学年・ESD講演会(人文分野)】

 7月3日(木)の5・6校時に、1学年を対象としたESD講演会(人文分野)が開催されました。ファーストリテイリング本部より 山下 昌良 様を講師にお招きし、「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」についての講演を実施しました。難民問題やSDGsの17のゴールについて考える貴重な機会となりました。

 山下様からは、難民とはどういった状況に置かれている人なのか、世界で何が起こっているのか、そして私たちにできることは何なのかを、生徒たちに問いかけたり、コミュニケーションをとりながら、わかりやすく説明していただきました。生徒たちも積極的に質問を重ね、プロジェクトに対する意識をさらに高めることができました。

 

【祝!! 第45回高校生英語弁論大会、東北大会出場!!】

 6月25日(水)に本校を会場として第45回高校生英語弁論大会、宮城県代表選考会が行われました。この大会は将来を担う高校生が、国際理解、国際交流、国際協力などに関する主張を英語で発表する大会です。事前に録画された発表を宮城県国際化協会、国際協力機構東北センター、仙台観光国際協会の方々に審査をしていただきました。応募したのは県内13名の高校生で、本校からも2年生の大友海槻(おおともみつき)さんが「The Connection between Poverty and Food」というテーマで出場しました。力作揃いの発表で審査も長時間にわたりましたが、大友さんの発表が見事に最優秀賞を受賞しました。弁論の内容だけでなく、発表時の表情や発音も高い評価を得たようです。

 県大会での最優秀賞ということで、宮城県の代表として東北大会にも出場しました。7月1日(火)に青森県で審査が行われ、惜しくも全国大会出場とはなりませんでしたが、東北大会でも優秀賞を受賞することができました。受賞おめでとうございます!

【NHK仙台「てれまさ美術部」で紹介されました】

 5月26日(月)のNHK仙台「てれまさ」の「てれまさ美術部」で、本校美術部が制作したやっぺぇオブジェが紹介されました。今回のテーマは「運動会」で、表彰台の上で徒競走・玉入れ・綱引きをしているやっぺぇとカエルを表現しました。キャラクターやその動きなど、細部まで丁寧に制作しました。

 

【1学年・ESD講演会(国際分野)】

 5月22日(木)5・6校時に1学年を対象とした、ESD講演会(国際分野)が開催されました。宮城県国際化協会(MIA)より、6ヵ国・6名の諸外国の先生をお招きしました。各国の歴史・地理・自然などの概況と、日本との関わりやその違い、また各国の言語や音楽などの文化をプレゼンテーションしていただき、各クラスで生徒との国際交流を深めました。質疑応答なども活発に行われました。

 【生徒Aさん】

「自分の国の近くに、こんなにも文化の違う国があったことにとても驚きました。どちらの国もそれぞれ魅力がたくさんあって、一度行ってみたいと思いました。今回の講演で、日本以外の国について知ることの楽しさや、他国と日本の関係を知ることができました。」

 【生徒Bさん】

「他の国は、文化や食べ物、環境が日本と全然違っていたので、初めて見る、初めて知ることばかりでとてもためになりました。そして、楽しかったです。今後は、また、違う他の国にも興味をもって調べられたらいいなあと思いました。」