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学校ブログ「カリヨンの調べ2025」

【第59回 宮城県高等学校国際理解生徒研修会】

 7月19日、聖和学園高等学校で「第59回 宮城県高等学校国際理解生徒研修会」が開催されました。研究会の会長は本校校長先生で、県内13校から56名の高校生たち(本校からはECC国際部の8名)が参加しました。


 第一部は、本校26回卒業生で秋田大学国際資源学部4年の高橋渚生氏による講演。米国留学や政府主催の国際交流「東南アジア青年の船」への参加、TOEIC945点の語学力など豊かな経験をもとに、「英語、世界、そして“自分らしさ”へ」と題して、高校生がいま取り組むべきことについてのヒントや力強いメッセージをいただきました。第二部は、模擬国際会議のワークショップ。会場を世界地図に見立て、生徒たちは各国のリーダーとなり、国際情勢を踏まえた貿易や協力などの国家間交渉を体験しました。


 参加生徒からは、「普段の授業では得られない刺激を受けた」「自分の視野が広がった」といった感想があり、国際的な視点が得られる有意義な研修となりました。

【1学年・ESD講演会(人文分野)】

 7月3日(木)の5・6校時に、1学年を対象としたESD講演会(人文分野)が開催されました。ファーストリテイリング本部より 山下 昌良 様を講師にお招きし、「“届けよう、服のチカラ”プロジェクト」についての講演を実施しました。難民問題やSDGsの17のゴールについて考える貴重な機会となりました。

 山下様からは、難民とはどういった状況に置かれている人なのか、世界で何が起こっているのか、そして私たちにできることは何なのかを、生徒たちに問いかけたり、コミュニケーションをとりながら、わかりやすく説明していただきました。生徒たちも積極的に質問を重ね、プロジェクトに対する意識をさらに高めることができました。

 

【祝!! 第45回高校生英語弁論大会、東北大会出場!!】

 6月25日(水)に本校を会場として第45回高校生英語弁論大会、宮城県代表選考会が行われました。この大会は将来を担う高校生が、国際理解、国際交流、国際協力などに関する主張を英語で発表する大会です。事前に録画された発表を宮城県国際化協会、国際協力機構東北センター、仙台観光国際協会の方々に審査をしていただきました。応募したのは県内13名の高校生で、本校からも2年生の大友海槻(おおともみつき)さんが「The Connection between Poverty and Food」というテーマで出場しました。力作揃いの発表で審査も長時間にわたりましたが、大友さんの発表が見事に最優秀賞を受賞しました。弁論の内容だけでなく、発表時の表情や発音も高い評価を得たようです。

 県大会での最優秀賞ということで、宮城県の代表として東北大会にも出場しました。7月1日(火)に青森県で審査が行われ、惜しくも全国大会出場とはなりませんでしたが、東北大会でも優秀賞を受賞することができました。受賞おめでとうございます!

【NHK仙台「てれまさ美術部」で紹介されました】

 5月26日(月)のNHK仙台「てれまさ」の「てれまさ美術部」で、本校美術部が制作したやっぺぇオブジェが紹介されました。今回のテーマは「運動会」で、表彰台の上で徒競走・玉入れ・綱引きをしているやっぺぇとカエルを表現しました。キャラクターやその動きなど、細部まで丁寧に制作しました。

 

【1学年・ESD講演会(国際分野)】

 5月22日(木)5・6校時に1学年を対象とした、ESD講演会(国際分野)が開催されました。宮城県国際化協会(MIA)より、6ヵ国・6名の諸外国の先生をお招きしました。各国の歴史・地理・自然などの概況と、日本との関わりやその違い、また各国の言語や音楽などの文化をプレゼンテーションしていただき、各クラスで生徒との国際交流を深めました。質疑応答なども活発に行われました。

 【生徒Aさん】

「自分の国の近くに、こんなにも文化の違う国があったことにとても驚きました。どちらの国もそれぞれ魅力がたくさんあって、一度行ってみたいと思いました。今回の講演で、日本以外の国について知ることの楽しさや、他国と日本の関係を知ることができました。」

 【生徒Bさん】

「他の国は、文化や食べ物、環境が日本と全然違っていたので、初めて見る、初めて知ることばかりでとてもためになりました。そして、楽しかったです。今後は、また、違う他の国にも興味をもって調べられたらいいなあと思いました。」