地域の課題に挑戦する富高生の今!
収穫祭本選
4月22日(土)に28回生収穫祭(課題研究発表会)が実施されました。「持続可能な地域とまちづくり」をテーマにした課題研究の集大成の場となりました。今年度は、PTA総会と同日開催となり、多くの保護者の皆様にもご来場いただきました。
生徒たちは、地域の抱える課題に対して、多くのデータを収集・分析しながら、様々な視点で解決策を模索してきました。どの班の発表も、根拠を明確に示した上で解決策が提案されており、素晴らしいものでした。また、審査委員による質疑にも、しっかりと答えることができていました。
審査員による審査の結果、以下の3グループが入賞しました。入賞者には賞状に加えて、富谷市からゼロカーボンシティを目指したエコバック、エコマイボトル、クリアファイルなどの副賞が授与されました。
第1位:経済産業部9班「富谷市の知名度UP政策」 (持続可能なまちづくり大賞)
第2位:市民生活部3班「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」
第3位:経済産業部1班「魅力的な歴史で「何度も行きたくなる町、富谷」を目指すには」
また、生徒と教職員による投票によって決められる特別賞には、経済産業部9班「富谷市の知名度UP政策」が選ばれました。第1位とのダブル受賞となりました。
この課題研究は富谷市、宮城大学の全面的な協力により実施してきました。厚くお礼を申し上げます。
収穫祭予選
3月20日(月)に収穫祭予選が行われました。各グループが1年生教室で発表し,1年生と教員審査員が審査をしました。約半年をかけて取り組んできた研究を発表する集大成の場となりました。緊張感が漂う中,質疑応答では1年生から積極的に質問がなされ,充実した発表会となりました。
収穫祭本選は4月22日(土)に行われます。PTA総会と併せての実施となり,保護者の方々にも公開します。是非ご来校いただきたいと思います。
富谷市職員とのオンラインセッション②
2月2日(木),7日(火),9日(木)に今年度2回目となる富谷市職員とのオンラインセッションが行われました。今回は,生徒達が考えた地域課題に対する解決策を市職員の方々に発表し,アドバイスをいただきました。行政のプロからのアドバイスは,大変貴重なもので,研究活動の良い刺激になりました。
課題研究は終盤に差し掛かりました。3月20日には,収穫祭予選が行われます。本選進出を目指して,各グループが頑張っています。
富谷市職員の皆様,今回もありがとうございました。
1月19日(木)中間発表②
1月19日(木)5・6校時に宮城大学食産業学群准教授の鳥羽大陽先生と事業構想学群助教の中沢峻先生をお招きし,中間発表②を行いました。前回の中間発表①では,地域課題に対する行政の取組などを調べて発表しましたが,今回は,地域課題の解決策を考察,研究し,その成果を中心に発表しました。富谷市職員とのオンラインセッションで分かったことや,校内外で行ったアンケートの結果を研究に反映しているグループが多く見られました。
○鳥羽先生と中沢先生からいただいた講評の一部を紹介します。
・生徒同士で積極的に質疑応答がなされていた。同じテーマに対して複数の班が,多様な視点から分析しているチームもあった。お互いから学び,刺激し合っていて,研究にプラスになるであろう。
・他の地域の先行事例を調べて,自分なりに考察して発表している班が多く,説得力のある研究発表になっている。
・イベントなどの企画提案では,予算やターゲット,運営方法などを具体的に研究するとよい。
○生徒による投票により,各チーム1位となった研究テーマは以下のとおりです。
・企画部 「富谷市の公共交通を利用してもらうには?」(前回1位)
・総務部 「Do you have uncoucious bias?
(ジェンダーフリー教育が富谷市の未来の地域づくりの鍵)」(前回1位)
・市民生活部 「家庭内と富谷高校内の食品ロスを減らそう!!」(前回1位)
・保健福祉部 「富谷市のメタボ患者を減らすには」(前回5位)
・経済産業部① 「富谷市に来る理由づくり」(前回1位)
・経済産業部② 「富谷市の知名度UP政策」(前回1位)
・建設部 「より安全な街を目指して」(前回2位)
・教育部 「Don’t be shy! Let’s think positively! 生徒中心の授業を目指して」(前回1位)
1月17日(火)とみやわくわくミーティングに参加
1月17日(火)に成田公民会で行われた「令和4年度第4回とみやわくわくミーティング」に2年生から3名の生徒が参加しました。
富谷市が取り組む「ゼロカーボンシティ」をテーマに,市民在住の一般参加者や有識者と活発に意見を交わすことができました。参加した生徒達は,課題研究においてゼロカーボンについて研究しており,有意義な機会となりました。
ゼロカーボンシティの実現には,行政に頼るだけではなく,市民の一員である高校生も「やってみよう!」という気持ちで身近な取り組みを始めることが大切であると気付きました。