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地域の課題に挑戦する富高生の今!

【2学年課題研究】富谷市講演会〜「住みたくなるまち 日本一を目指して」〜

 7月1日、「総合的な探究の時間(T-time)」の一環として、富谷市長・若生裕俊氏による特別講話が行われました。テーマは「住みたくなるまち日本一を目指して」。市長自らの歩みと、富谷市のまちづくりのビジョンを学ぶ貴重な機会となりました。

 富谷市は、1620年に宿場町として開宿して以来、合併をせずに独自の発展を遂げてきた自治体です。市制施行からわずか数年で、住みよさランキングや幸福度ランキングで東北1位を獲得するなど、全国的にも注目を集めています。

 講話では、ブルーベリーやはちみつ、富谷茶といった特産品の開発、起業支援拠点「TOMI+」や「富谷塾」の取り組み、さらには子育て支援や教育環境の充実など、幅広い施策が紹介されました。特に「100年間ひとが増え続けるまち」という将来ビジョンには、生徒たちも大きな関心を寄せていました。

 また、富谷高校生も参加した「第2次富谷市総合計画」の策定に向けたワークショップについても触れられ、「若い世代の声が、まちの未来をつくる」というメッセージが印象的でした。

 生徒たちからは「市長の話を聞いて、地域に対する見方が変わった」「自分も地域の一員として何かできることを考えたい」といった感想が多く寄せられ、まちづくりへの関心が高まるきっかけとなったようです。

 未来を担う高校生たちにとって、今回の講話は「まち」と「自分」のつながりを見つめ直す貴重な時間となりました。